2024 年 12月 26日 (木)
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9月の就業者70.7万人増…増加幅は4カ月連続で鈍化

「2022韓国製薬バイオ採用博覧会」で面接会場に向かう求職者©news1

韓国で9月の就業者数が前年同月比で70万人以上増え、19カ月連続で増加した。ただ、増加幅は4カ月連続で縮小し、鈍化傾向が見られる。失業率は2.4%を記録し、1999年の統計基準変更以降、9月では最低値を記録した。

韓国統計庁が14日発表した「2022年9月雇用動向」によると、先月の就業者数は2838万9000人で、1年前の同時期に比べて70万7000人増えた。

統計庁のコン・ミスク社会統計局長は「9月の雇用動向は、就業者の増加傾向は維持されたが、増加幅は鈍化した」と分析。「失業者数と非経済活動人口は、全て減少傾向が見られる」と話した。

韓国の就業者数は、新型コロナウイルス感染が拡散した2020年3月から12カ月連続で減少したが、昨年3月に反転し、その後は19カ月連続で増加している。

月別で就業者数の前年比増加幅を見てみると、▽1月(113万5000人)▽2月(103万7000人)▽3月(83万1000人)▽4月(86万5000人)▽5月(93万5000人)▽6月(84万1000人)▽7月(82万6000人)▽8月(80万7000人)――と80万~110万人台が続いていたことがわかる。6月以降は、増加幅が4カ月連続で減少し、9月は昨年12月(77万3000人)以来、初めての70万人台にとどまった。

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