
8000億ウォン(約800億円)規模の違法賭博サイトを運営した容疑で指名手配されていた30代の男性が、警察の巡回中に発見され、追跡劇の末に逮捕された。
ソウル警察庁機動巡察隊は23日、ソウル市冠岳区(クァナク)の新林駅周辺を巡回中、競輪場付近を何度も周回していた不審な車両を発見。追跡の末、違法賭博サイトを運営し国民体育振興法違反(賭博)の容疑で指名手配されていた30代男を検挙したと発表した。

当時、警察はこの車両が競輪場周辺を執拗に巡回していた点を不審に思い、車両を照会。指名手配車両であることを確認し、停止を要求した。しかし男はこれに応じず、警察がサイレンを鳴らして警告しても約500メートルにわたり逃走を続けた。警察は車両を囲んで停止させ、男を降車させたうえで身元を確認し、指名手配中の本人であることを確認した。
捜査の結果、男は2022年から2024年まで約3年間にわたり、8000億ウォン規模の違法賭博サイトを運営していたことが判明。釜山警察庁がこの件で捜査を進めていたが、男は警察の追跡を逃れソウルに潜伏していた。今年3月に指名手配されていた。
(c)MONEYTODAY