2025 年 4月 11日 (金)
ホーム社会80代をいじめる“ボス”70代女性…韓国・高齢者就労現場で繰り返される“静かな暴力”

80代をいじめる“ボス”70代女性…韓国・高齢者就労現場で繰り返される“静かな暴力”

(c)news1

韓国で、80代女性が住民センター勤務中に70代女性からいじめを受けたとする訴えが3月19日放送のJTBC番組「事件班長」で取り上げられた。

情報提供したのは50代男性。男性の母親は国の高齢者向け就労プログラムに参加し、住民センターで働き始めた。

だが、初日の昼休みに、70代の女性職員から弁当のおかずに難癖をつけられた。女性職員は他の作業員にも高圧的に接し、自分の仕事を押し付けていたという。

女性職員は作業員の中で最年少ながら、他者に指示を出す“ボス”的な立場にあり、逆らえば標的にされることから、周囲は黙認していたとされる。

母親は翌日からいじめの対象となり、トイレ掃除を一方的に任されるなどの嫌がらせを受けた。

さらに、母親が手入れしていた花壇の花が引き抜かれ、女性職員が「土地の無駄だ」と嘲笑したことも発覚。住民センター職員が介入するほどの口論に発展した。

息子は状況を改善しようとようかんを配り、周囲に支援を求めたところ、女性職員は一時的に態度を和らげたが、別の新しい高齢女性が新たな標的となった。

最終的に息子が住民センターに報告したが、女性職員は事実を否定した。周囲も報復を恐れて証言を控えており、対応に苦慮している。

息子は「女性職員はターゲットを変えながらいじめを繰り返している」と訴えている。

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