韓国統計庁は2日、「8月消費者物価動向」を発表した。8月の消費者物価指数は108.62(2020年=100)で前年同月比5.7%上昇した。高止まりしていた消費者物価の上昇傾向が7カ月ぶりに弱まった。
依然として大きな上昇率ではあるが、約24年ぶりに最高を記録した7月(108.74)からは0.1下落し、急上昇の勢いは弱まった。
物価上昇率は今年1月に3.6%を記録した後、2月に3.7%、3月に4.1%、4月に4.8%、5月に5.4%、6月に6.0%、7月に6.3%と急上昇した。上昇率で見れば、8月は7月より0.6ポイント縮小した。前月より上昇率が減ったのは7カ月ぶりとなる。
8月の物価は全般的に上昇した。特に石油類と加工食品など工業製品と農・畜・水産物価格の上昇傾向が続いた。
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