2024 年 11月 25日 (月)
ホームライフスタイルトラベル8万ウォン超のホテルかき氷、それでも人気のワケ

8万ウォン超のホテルかき氷、それでも人気のワケ

「新羅ホテル」の代表メニュー「アップルマンゴーかき氷」(写真=同ホテル提供)©MONEYTODAY

この暑さでホテル業界も忙しくなってきた。新型コロナウイルス感染で売り上げが停滞する中でも“売り上げ孝行”の役割を果たす「プレミアムかき氷」シーズンが訪れたからだ。

ホテルかき氷の元祖「新羅(シルラ)ホテル」が代表メニューの「アップルマンゴーかき氷」を8万ウォンを超える価格で発売し、ホテル業界の「かき氷戦争」に火をつけた。

業界関係者によると、ソウル、釜山(プサン)市内の主要なラグジュアリーホテルが相次いでかき氷デザートメニューを出した。

「グランドインターコンチネンタルソウルパルナス」のかき氷メニュー(写真=同ホテル提供)©MONEYTODAY

「グランドインターコンチネンタルソウルパルナス(GRAND INTERCONTINENTAL SEOUL PARNAS)」は、ホテル1階のロビーラウンジでかき氷販売を始めた。代表メニューの「よもぎかき氷」とココナッツと豆腐、アボカドを使った「アボカドビーガンかき氷」など異色のかき氷を出した。

「パラダイスホテル釜山(PARADISE HOTEL BUSAN)」は、ミニトマトとバジルシャーベットを混ぜた格別な味の「シグネチャートバかき氷」を出した。

いわゆる「ホテルかき氷」の代名詞になった正統マンゴーかき氷で消費者を引きつけるホテルも目立つ。

「アンダーズソウル江南(Andaz Seoul Gangnam)」はレストランのチョガッポで「アップルマンゴーかき氷」を提供し、「グランドハイアットソウル(Grand Hyatt Seoul)」も16日から、ロビーラウンジカフェ「ギャラリー」で凍らせた牛乳の上に生マンゴースライスをあしらった「マンゴーかき氷」を提供する。

「フェアモントアンバサダーソウル(Fairmont Ambassador Seoul)」や「パークハイアット釜山(Park Hyatt Busan)」などもマンゴーかき氷を出した。

ラグジュアリーホテルでマンゴーかき氷を提供し始めると、ホテルでバカンスを楽しむホカンス族の視線は自然に、新羅ホテルに注がれる。いわゆる「アマン氷」と呼ばれる「アップルマンゴーかき氷」の元祖が新羅ホテルであるためだ。

新羅ホテルは2008年、済州(チェジュ)新羅ホテルで、地域共生のために現地で収穫したアップルマンゴーで初めてかき氷メニューを売り出し、以来、毎年春夏のシーズンに販売している。

一部消費者の間では、かき氷一杯の値段がホテル新羅の株価(11日で7万6000ウォン)より高いという冗談も飛び交っている。

©MONEYTODAY

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