2024 年 7月 27日 (土)
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8月の生産者物価0.3%↓…1年10カ月ぶりの初下落

ソウル市内のガソリンスタンドの様子©news1

国際原油価格の急落の影響を受け、韓国の生産者物価が2020年10月以降、1年10カ月ぶりに初めて下落した。韓国銀行(韓銀)が23日発表した「2022年8月生産者物価指数」によると、先月の生産者物価指数(暫定)は120.12で前月比0.3%下落した。

生産者物価指数は国内で生産者が市場に出荷する各種商品とサービスの総合的な価格水準を測定し指数化したものだ。韓銀関係者は「国際原油価格下落の影響で石炭および石油製品、化学製品などの工業製品価格が下がったため」と説明した。

生産者物価指数のうち農林水産品指数は145.42で前月比2.5%上昇した。水産物(-0.5%)は小幅下落したが、農産物(+3.8%)と畜産物(+2.1%)が上昇した。

工業製品指数は前月比1.4%下落した123.88を記録した。石炭や石油製品(-8.6%)、化学製品(-2.4%)などが下がった結果だ。

サービス指数は前月より0.3%上昇した113.54を記録した。飲食店や宿泊サービス(+0.9%)、金融や保険サービス(+0.9%)などが値上がりした影響が大きかった。

国内に供給される商品・サービスの価格変動を測定した国内供給物価指数は127.39で前月比1.0%下落した。国内供給物価指数は生産者物価指数に輸入品まで含めて国内市場に供給される商品とサービスの総合的な価格水準を測定して指数化したものだ。

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