
韓国で、70代のタクシー運転手が乗客の男から激しい暴行を受けて意識不明の重体となる事件が発生し、警察は加害者の男を殺人未遂の疑いで検察に送致した。
JTBC『事件班長』によると、事件は3月5日夜、運転手が救急搬送されて発覚した。被害者は顔面骨の陥没や頭蓋骨骨折、脳震盪に加え、肋骨も骨折していた。首には強く踏みつけられた痕も残っていた。
映像では、50代の男がタクシーに乗車後、行き先を尋ねられると突然激高し、「命が無事で済むと思うな」「殺してやる」などと脅しながら暴行する様子が確認された。

男は被害者を殴り倒した後も蹴り続け、約70回にわたり暴行を加えたとされる。倒れた後も「まだ死んでいないのか」と言い放つなど、執拗な行為が続いた。
被害者は現在も意識が戻らず集中治療室で治療を受けている。顔の骨が砕けるほどの重傷に加え、脳梗塞も発症しており、回復しても後遺症が残る可能性が高いとされる。
加害者は現職の市内バス運転手で、所属会社の労働組合委員長でもあった。事件当初は運転者への暴行の疑いが適用されたが、捜査の結果、殺人未遂に切り替えられ、3月13日に検察へ送致された。
加害者の兄は事件から数日後に被害者側へ連絡し、「酒に酔っていて記憶がない」と説明したが、被害者の家族は示談に応じない意向を示している。
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