
韓国京畿道(キョンギド)の料理店主が17日、自営業者向けのオンラインコミュニティ「痛いから社長だ」に「60人分、120万ウォン(約12万円)分の鶏料理を準備したのに、連絡もなく客が現れなかった」と“ノーショー”の被害を訴えた。タイトルは「120万ウォンをドブに捨てました」。
問題が起きたのは15日のこと。60人分の鶏料理「トンチョン・タッペクスク(鶏の煮込み)」を予約する電話が入った。数量は20羽。受け取りは16日午後7時だった。
店主は「金額が大きかったので予約金を先に入金してほしいと伝えた。客は口座番号を教えてほしいと言ったので送信したが、翌朝になっても入金がなかった」と語った。
不安になった店主が電話しても応答はなし。「変更がなければ調理を始める」とメッセージを送ったが、それにも返答はなかった。それでも以前、同様のケースで実際に受け取りに来た客がいた経験があったので調理を始めた。
しかし、予約時間を過ぎても客は現れず、電話にも一切応じなかった。最終的に60人分の料理はすべて廃棄せざるを得なかったという。
「予定変更やキャンセルの意思があるなら、事前に一言でも知らせてくれれば良かった。こうした被害は本当にやりきれない」と店主は悔しさをにじませた。
この投稿を見たネットユーザーからは「本当に気の毒」「次回からは通話内容を録音しておくべきだ」「必ず先に入金を受け取る習慣を」など、共感の声や助言が寄せられている。
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