韓国の500大企業のCEO(最高経営責任者)のうち、内部昇進の人事が53.4%で半分以上を占めている。外部から迎え入れた人事の割合は32.3%で、官僚出身が最も多く、オーナー家のCEOは減少した。
企業分析研究所「リーダーズインデックス(Leaders Index)」が先月、韓国の500大企業の代表取締役681人のうち、履歴を公開した607人について調査した。その結果、外部から迎え入れたのは196人で全体の32.3%▽内部昇進は324人(53.4%)▽オーナー家は87人(14.3%)――だった。
新型コロナウイルス感染拡大以前の2019年に比べ、外部からの迎え入れは28.0%(170人)から4.3ポイント増加し、オーナー家のCEOは20.6%(125人)から6.2ポイント減少した。内部昇進のCEOは51.5%(313人)から1.9ポイント増加し、依然として過半数を維持した。
外部からの専門経営者迎え入れの割合が増加している背景には、経営環境の多角化があるとみられる。女性CEOは13人で1.9%を占めており、3年前の1.2%(8人)に比べ大幅増となった。
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