韓国の東西(トンソ)食品がコーヒーのブランド「マキシム」の体験空間としてソウル市龍山区(ヨンサング)漢南洞(ハンナムドン)に設けた「マキシムプラント」がオープン5周年を迎え、さまざまなイベントが開かれている。
マキシムプラントはブランドのマーケティング活動の場として活用されており、2018年には缶コーヒー「マキシムT.O.P」の発売10周年ポップアップストア、2019年にはスティックコーヒーの「マキシムKANU(カヌ)ラテ」新製品発売記念「KANUスイートカフェ」が設置された。
また、昨年6月にはMBCラジオ「FM4U」と1階にラジオスタジオを開設した。こうしたコーヒー文化に触れようと5年間で約94万人が訪れている。
マキシムプラントは5周年を記念して、今年発売したプレミアムカプセルコーヒー「KANUバリスタ」を体験できるラウンジを8月31日までオープン。無料で試飲でき、KANUグッズをもらえるイベントに参加できる。
また、注目を集めるのがマキシムプラントでしか経験できない「共感覚コーヒー」だ。3階のブルーイングラウンジにある専用席にはタブレット機器が用意され、自分の好みに合うコーヒーの香味、酸味、ロースト程度を選べば16種のコーヒーのうち一つを推薦する。そのコーヒーに合う詩と音楽をヘッドセットで鑑賞することもできる。
東西食品チーム長のキム・ジヒョン氏は「マキシムプラントは、東西食品が50年余りかけて積み上げてきたコーヒーに対する専門性とノウハウ、マキシムが指向する『より良いコーヒー文化』を伝えるための空間だ。今後も都心でコーヒー1杯の余裕を提供したい」と話した。
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