韓国の売上高上位50社のうち、40年連続でその地位を守り続けている企業は、サムスン電子など7社に過ぎないことが分かった。
韓国CXO研究所が1984年から2023年まで、金融業を除く製造およびサービス産業の上場企業を対象に、年別売上高上位50社を分析した結果によると、40年間一度も50位圏外に転落しなかった企業は▽サムスン電子▽現代自動車▽LG電子▽サムスン物産▽LG化学▽現代建設▽大韓航空――の7社だ。
1984年に50位以内に入っていた企業の約90％は、現在50位圏外に脱落するか、経営権が他社に移っている状況だという。
また、これまで売上高1位に君臨した企業は、サムスン電子を含む計4社のみ。
1984年には大宇が1位だったが、翌年にサムスン物産が1位を奪取。その後、サムスン物産は1985年から1997年まで13年連続で売上高1位の座を守った。しかし、IMF通貨危機の余波で大宇が1998年に再び1位を奪回。しかし大宇の没落とともに、1999年と2000年には現代総合商社が1位に浮上した。2001年には再びサムスン物産が1位を取り戻す。2002年以降はサムスン電子が現在に至るまで「不動の売り上げ1位企業」として君臨し続けている。
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