2025 年 11月 28日 (金)
ホーム政治40分で終了した韓国・前ファーストレディーの初公判…全ての容疑を否認

40分で終了した韓国・前ファーストレディーの初公判…全ての容疑を否認

2025年9月24日午後、ソウル中央地裁の初公判に出廷したキム・ゴニ氏(c)news1

韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)前大統領の妻キム・ゴニ(金建希)氏の初公判が9月24日、ソウル中央地裁で開かれ、40分で終了した。キム・ゴニ氏は証券市場操作、統一教会をめぐる収賄、公認介入などの容疑を全面的に否認した。

公判は刑事合議27部の担当で、午後2時10分から2時50分まで進められた。拘束中のキム・ゴニ氏は呼び出しに応じ、収監番号「4398」のバッジを付けた紺色のスーツ姿で入廷した。公開の場に姿を見せるのは8月12日の拘束以来43日ぶり。

裁判所の確認手続きでキム・ゴニ氏は「1972年9月2日生まれ、職業は無職」と答えた。弁護人のチェ・ミョンソン弁護士は「ドイツモーターズ株価操作事件については既に二度不起訴処分が出ており、共謀も認識もなかった」と主張した。さらにミョン・テギュン氏との関係や、シャーマン「乾真法師」として知られるチョン・ソンベ(全成培)氏を通じた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の請託についても一切否定し、「高級バッグや宝飾品を受け取った事実もない」と述べた。

公判中、キム・ゴニ氏は無表情で宙を見つめ、特別検察官の発言中には弁護人と耳打ちする場面もあった。

裁判所は9月26日に公判準備期日を設け、証人尋問の日程を整理する。この日はキム・ゴニ氏の出廷義務はない。その後、本格的な証人尋問は10月15日から始まり、同月中に4回、11月以降は週2回のペースで審理が続く。

(c)news1

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