
韓国・済州島(チェジュド)の有名なテーマパークで、360度回転するブランコ型アトラクションに乗っていた男性の股間に構造物が刺さり、陰部に約3センチの裂傷を負う事故が起きた。10月13日に放送されたJTBCの報道番組「事件班長」が取り上げた。
それによると、被害を受けたのは会社員の男性で、事故は8月8日に起きた。男性はアトラクションを5回転させた後、足に限界が来たので座った。その瞬間、座席に取り付けられていた足固定用の突起物が股間に突き刺さって重傷を負った。
出血が激しく、ズボンが血まみれになったといい、男性は「とにかく痛かった。座席にそんな突起があるとは思ってもいなかった」と語った。
男性は現在も治療中だが、普通に歩くことが難しく、排便時に強い痛みがあると訴えている。
このブランコについては設計と安全管理の不備が指摘されている。安全ベルトなどの補助装置がなかった場合、体勢が崩れて座ってしまったら誰でも同じ突起物でけがをする可能性があるからだ。
オンライン上では「観光地なら安全点検を徹底すべきだった」「構造上に欠陥があるのでは」「けがするような設備を放置していた責任は重い」など厳しい批判が寄せられている。
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