第28回米俳優組合賞主演女優賞を受賞した韓国のモデル兼俳優チョン・ホヨンに注目が集まるなか、彼女のドレスファッションにも関心が集中している。
米動画配信大手ネットフリックス(Netflix)オリジナルシリーズ「イカゲーム」にセビョク役で出演したチョン・ホヨンは27日、米カリフォルニア州サンタモニカで開かれた第28回米俳優組合賞(Screen Actor Guild Awards、SAG)授賞式でテレビドラマ部門主演女優賞を受賞した。
チョン・ホヨンは同日、ブラックジャガードシルクの上にきらめく銀色の玉とクリスタルが飾られたノースリーブのドレスを着てレッドカーペットを踏んだ。
チョン・ホヨンは肩と鎖骨ラインをすっきりと露出させたスリムフィットドレスを着てスリムな姿を見せた。
特に、彼女はボタンで留めるドレスの前の部分を大きく開き、前スリットが入ったドレスのように演出して人目を引いた。
チョン・ホヨンが着たドレスは、ブラックジャカードシルクの上に刺繍された華やかな銀色の玉とクリスタル装飾が、ドレスの上から下に自然に落ちるように演出された幾何学的デザインが特徴だ。
また、ドレスの縁には刺繍で編んだ紐の装飾が施されており、ポケットにはチュール素材とシルバーのメタル糸を使用した刺繍が施されている。
ルイ・ヴィトンによると、このドレスを製作するのに計210時間がかかり、クリスタルと銀色の玉を配置して刺繍を施す作業だけでさらに110時間かかった。計320時間のきめ細かな作業過程を経た末に誕生した一つの作品だ。
チョン・ホヨンはこの日、レッドカーペットで受けた米芸能メディア「E!」のインタビューで「ニコラ・ジェスキエールが製作したルイ・ヴィトンのドレスを着ました。ここに私は韓国の伝統的な要素を加えたかったので、韓国のヘア飾り“デンギ”を作ってほしいと頼みました」と明らかにした。
ルイ・ヴィトン側は「ドレスと合わせた髪飾りもオーダーメイドで、フランス・パリの『ルイ・ヴィトン』メゾンヴァンドーム内の工房でドレスと同じ方式で製作された」と伝えた。
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