
韓国・全北大学で昨年7月28日、統合情報システム「OASIS」がハッキングされ、在学生や卒業生を含む32万2425人の個人情報が流出するという事件があった。全北警察庁は事件に中国国籍の人物(31)が関与していることを突き止め、情報通信網侵害などの容疑で捜査を進めている。
事件では3回にわたりOASISがハッキングされた。発生直後から、警察は特別捜査チーム(TF)を編成し、被害サーバーとログデータの分析を進めてきた。その結果、サイト登録に使用された携帯電話の認証情報などからこの人物の関与が浮上した。
警察は現在、国際的な協力捜査を通じて、ハッキングに使用されたIPアドレスやアクセス記録を分析し、この人物の行方を追っている。
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