2024 年 12月 22日 (日)
ホーム経済ゲーム300万ウォンを超えても「完売」…「もっと曲がってもっと速くなる」ゲーマーの心を奪った

300万ウォンを超えても「完売」…「もっと曲がってもっと速くなる」ゲーマーの心を奪った

(c)MONEYTODAY

今年下半期の反騰を狙う韓国ゲーミング用モニター業界が、大々的な高性能・プレミアム市場攻略に乗り出した。需要が増加する大学入学試験以後(11月~12月)やサッカー・ワールドカップなどビッグイベントが相次ぐため、この四半期に予想される成長を正面突破したいという思惑がある。

昨年まで規模を拡大してきたゲーミングモニター市場は、初めて前年比減少に転じる見通しだ。グローバル市場調査会社「トレンドフォース」は、今年のゲーミングモニター出荷量を昨年より10%以上減少した2050万台と予測した。ゲーミングモニターは新型コロナウイルス感染で非対面需要が急騰し、2019年900万台から2020年1840万台、2021年2280万台へと成長を続けてきた。

業界は、インフレ持続と金利引き上げ、高仕様グラフィックカードの発売遅延などでゲーマーの需要が減少し続けるものと予想している。通常、ゲーマーは市場鈍化の影響をあまり受けないが、景気低迷が続いているうえにモニター市場全般的に出荷量が減っており、購買延期は避けられないものと予想される。

主要企業はハイスペックを備えたプレミアム製品で収益性を改善する計画だ。曲がった(カーブド)程度を意味する曲率が没入感の象徴になり、従来の平面モニターより大きく曲がった製品を相次いで披露している。応答速度と走査率(1秒当たり表現できる最大フレーム)も大幅に改善した。価格が300万ウォン台を上回る高価だが、スペックに集中するゲーマーたちを狙った。

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