2024 年 7月 16日 (火)
ホーム社会3人に1人がすぐに退職、キャリアで大きな悩み…MZ世代「退職準備生」

3人に1人がすぐに退職、キャリアで大きな悩み…MZ世代「退職準備生」

高陽市主催の青年雇用博覧会で、就職希望者が企業の掲示板を見ている©NEWSIS

韓国のMZ世代で「退職準備生」が増えている。新型コロナウイルス感染のなか、苦労して入社したにもかかわらず、会社を辞めて再就職を準備しているのだ。その要因として、自らの成長の可能性を重視するというMZ世代の特徴が挙げられる。

求人求職マッチングプラットフォーム「サラミン(saramin)」が昨年、500社を対象に「1年以内の早期退職者」の現状について調査した。その結果、回答した企業の49.2%は「MZ世代の早期退職率が高い」と答えた。

全体の新入社員のうち、すぐ退職する割合は平均28%という。10人中3人は入社してから5カ月以内に退職を決めている。これは2019年の平均退職率17.9%に比べ、10ポイント以上多い数値だ。

MZ世代がすぐに辞める理由として、企業側は「個人の満足がより重要な世代だから」(60.2%、複数回答)を真っ先に挙げた。このほか「上の世代より忍耐力が足りない」(32.5%)▽「時代の変化に企業の組織文化が追いついていない」(30.5%)▽「好き嫌いに対する自己表現がはっきりしている」(29.7%)▽「長期的な努力で得られる成果への期待が低い」(26.8%)▽「組織内の不正・不公正に耐えられない」(13%)▽「チャレンジ精神が強い」(3.3%)――などの順となった。

ソウル大社会学科のソ・イジョン教授は「上下関係、集団主義的な評価など、これまでの企業文化はMZ世代と合わない」とみる。「MZ世代が勤めている職場は、親が望むような成熟産業である場合が多い。だがMZ世代が夢を実現しようとする分野は新技術、新産業」と指摘する。

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