2026 年 3月 19日 (木)
ホームエンターテインメント26万人集結・BTS公演控え「ソウル厳戒」…学校も異例の安全通知

26万人集結・BTS公演控え「ソウル厳戒」…学校も異例の安全通知

ソウル・世宗文化会館前でBTS公演の広報物と記念撮影する観光客(c)news1

韓国のグループ「BTS(防弾少年団)」の光化門公演が目前に迫り、ソウル市内では学校や公共機関を含め、安全対策が異例の厳戒態勢へと引き上げられている。

ソウル市教育庁は最近、小中高校を通じて「BTS光化門公演に伴う密集事故予防」の家庭向け通知を配布した。公演当日に大規模な人出が予想されることから、生徒の安全確保に向けた事前措置となる。

通知では、人が集中する場所への訪問を控えることや、圧迫事故の危険を意識して距離を保つことを呼びかけた。また緊急時には112(日本の110番)や119への通報、現場の警察や安全要員の指示に従うよう求めている。

特に公演が開かれる21日は、ソウル市鍾路区・中区一帯に多重密集による災害危機警報「注意」段階が適用される予定で、家庭でも事前に安全行動を指導してほしいとした。

現場対応も強化が進む。ソウル交通公社は20日から、光化門周辺の主要駅17カ所でコインロッカーの使用を一時停止する。爆発物の隠匿などのリスクを未然に防ぐ狙いだ。

周辺の商店も営業時間の短縮や運営方法の見直しに踏み切っているほか、在韓米国大使館も期間中は警備強化と混雑を理由に訪問制限の可能性を案内した。

公演後には、梨泰院、弘大、聖水など人出の分散が見込まれる地域にも警察が事前配置される見通しだ。

こうした状況を受け、保護者の間でも不安の声が広がっている。ソウル在住の40代の保護者は「学校から安全通知が出るのは初めてで、単なる公演ではないと感じる。事故が起きないか心配だ」と話す。

別の会社員の保護者も「子どもの学校から公文書が届いた。こんなことは初めてで、会社でも休暇の話が出るほどだ。都市全体が緊張している雰囲気で、祭りというより非常対応に近い」と語った。

警察は当日、最大26万人が集まると見込み、大規模な人員配置を進めている。光化門で20万人を超える文化イベントが開かれるのは、2002年と2006年のサッカー・ワールドカップ以来となる。

(c)news1

RELATED ARTICLES

Most Popular