2026 年 4月 11日 (土)

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モンゴル、中央アジア、そして中国東北部…ソウルで感じる「異国の旧正月」食卓 [現場ルポ]

「モンゴルの旧正月はすごく寒いんです。暖かかったのが急に寒くなると、名節の雰囲気が出ますね」 雪が激しく舞うソウル市中区光熙洞(クァンヒドン)の中央アジア通り。薄いグレーのコートを着たパトゥさん(43)は、飲食店で受け取ったミルク味のキャンディーを口に入れながら、こう話した。 韓国で10年以上働いているというパトゥさんは、キャンディーの包み紙をポケットにしまい、傘もささずに通りを横切った。パトゥさんは、旅行で韓国を訪れた友人と遅めの昼食をともにした。旧正月を2日後に控えた光熙洞では、名節の雰囲気は、街ではなく食卓上で感じられた。 ◇モンゴル「ツァガーンサル」 1月27日午後、光熙洞の中央アジア通りは閑散としていた。路上には簡易テーブルを広げ、携帯電話の契約を勧める男性の姿だけが目についた。 雪が次第に強くなると、その携帯電話販売店の店員もテーブルを布で覆い、店内へと入っていった。大通りではモンゴル料理店2軒のみが営業していた。 光熙洞の中央アジア通りには、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギスといった旧ソ連諸国出身の住民が多く暮らしている。また、モンゴルや中国の一部地域出身の住民も居住している。 この中で、旧暦1月1日を最も盛大に祝うのはモンゴルだ。モンゴルの旧正月「ツァガーンサル」は「白い月」という意味を持つ。家族が集まって伝統料理を分かち合い、新年の挨拶を交わす行事だ。 午後3時ごろに訪れたモンゴル伝統料理店は、ランチタイムが過ぎても空席がなかった。各テーブルに置かれた白いお茶が目を引いた。 次々と入る注文を確認していた店員が近づき、「これはミルクティーです」と説明してくれた。モンゴルの名節料理をおすすめしてもらい、「バンシタイツァイ」(餃子入りミルクティー)と「ボーズ」(モンゴル風蒸し餃子)、そしてミルクティーを注文した。 温かいミルクティーは、薄いクリームスープのような味だった。最初に運ばれてきたボーズを食べると、肉汁と油が皮を突き破るほどジューシーだった。バンシタイツァイは、ミルクティーに牛肉の餃子と羊の尾肉を入れた「モンゴル風のコムタン(牛骨スープ)」だった。スープをかき混ぜると米粒が浮かび上がった。羊肉を口に入れると、強い肉の香りが鼻を刺激した。 店内はまるで名節の親戚の家のような雰囲気だった。客たちは店員と絶えず会話を交わしていた。ある女性客が携帯電話を置き忘れて帰ろうとすると、店員が軽く冗談を言いながら、それをコートのポケットに入れてあげた。男性客が食事代を支払って帰ろうとすると、店員が引き止め、食後のキャンディーを手渡した。 店の入り口で出会ったパヤルマさん(31)は「モンゴル人にとって牛乳は、韓国のキムチのようなものです」とたとえる。「若い人たちは名節だからといって特別なことはしませんが、牛乳を使った料理だけは必ず食べます」と解説した。 ◇「名節の料理を毎回作るのは面倒でしょ?」…中国・延吉 同日午後5時、大雪注意報が発令される中でも、ソウル市永登浦区(ヨンドゥンポグ)大林洞(デリムドン)の大林中央市場は混雑していた。大林駅12番出口を出て角を曲がると、市場が現れた。 市場内には「延吉」という名前の看板があちこちに見えた。延吉は中国吉林省延辺朝鮮族自治州の州都で、大林洞には延吉出身の朝鮮族が多く住んでいる。彼らは旧暦1月1日の「春節」を盛大に祝う。 市場の入り口では、ある店主が力強い声で客と値段交渉をしていた。店主の前にはキムチ、白菜、肉まんが並んでいた。話しかけると、「韓国の方ですか?」という返事が返ってきた。 店主が売っていたのは、うるち米で作った餃子だった。延吉の人々は、名節のたびに米を浸して粉にし、熱湯でこねて餃子を作って食べる。 「どうせ名節ごとに食べるものだから、毎回作るのは面倒で、買って食べるんですよ」 店主はこう説明した。そのせいか、この料理を買おうとする人々が長い列を作っていた。 市場の奥へ進むと、長い列ができている屋台が目に入った。そこではもち米餅を売っていた。プラスチック容器に入った餅をすくい上げ、大豆粉や小豆の粉をまぶして販売していた。 10年以上この商売を続けているというイ・ボンナムさんは、熟練の手つきで押し寄せる客をさばいていた。イ・ボンナムさんは「普段はあまり売れませんが、韓国の餅屋ではこんな延吉式のもち米餅を扱っていないので、名節のたびによく売れるんですよ」と話した。 若い夫婦は、イ・ボンナムさんに小豆の代わりにきな粉をまぶしてほしいと何度も頼んでいた。5分以上並んで順番を待つ間、女性は降る雪を口で吹き飛ばしながらツイストドーナツを食べていた。餅を受け取った男性は、店の横にある民間の両替所へと向かった。 しばらくして両替所から出てきた夫のズボンの後ろポケットには、中国人民元が入った封筒が差し込まれていた。封筒には、誰かの名前が漢字で走り書きされていた。 (c)news1

2100年「お供え」から韓国産リンゴ・梨が消える?…代わりにマンゴー、パパイヤ

2100年には旧正月や秋夕(チュソク)といった韓国の名節の祭壇から、お供えの白菜やリンゴ、ナシなど国産農産物が消えるかもしれない。気候変動で農作物の栽培適地が北上し、大部分の品目が国内で栽培できなくなるからだ。代わりにクウシンサイやマンゴー、パパイヤなど熱帯・亜熱帯作物が主流になるとの観測が出ている。 農林畜産食品省と農村振興庁によると、2081~2100年の韓国の年間平均気温は現在より3.3~5.7度上昇する見込み。気温が1度上昇するごとに農作物の栽培適地は北へ81キロ移動するとされる。 すでに気候変動による栽培適地の北上は進行している。1912年から2020年で韓国の年間平均気温は1.6度上昇し、リンゴの栽培適地は慶尚北道(キョンサンブクト)から江原道(カンウォンド)へ移行しつつある。 この傾向が続けば2090年には韓国内でリンゴの栽培が不可能になる。ナシの栽培も2050年代から減少し始め、2090年代には消滅することになりそうだ。 国内で1年を通じて生産されてきた白菜も急激に生産量が減少する見通し。2020年の白菜の栽培面積は1万4803ヘクタールだったが、2090年代には0ヘクタールとなり、大根の栽培適地も2090年には完全に消失すると予測されている。 一方で、マンゴーやパパイヤなど熱帯作物の栽培適地は拡大。2023年の韓国内のアジア熱帯果樹の栽培面積は221.1ヘクタールで、5年で2倍近くに増加した。政府は今後、ゴーヤやオリーブ、パッションフルーツ、アボカド、コーヒーなど17種類の作物の栽培技術を研究し、持続可能な農業の発展を目指すとしている。 (c)news1

ショート動画“依存”の韓国20~30代…「生活改善につなげる」読書カフェ・読書会が人気

SNSを中心にショート動画が流行するなか、過剰なドーパミン分泌による依存が問題視されている。これを受けて韓国では、20~30代を中心にスマートフォンやSNSの利用を控える「ドーパミン・デトックス(解毒)」の動きが広がっている。 ユーチューブのショート動画にハマっているソウル市道峰区(トボング)の20代の会社員は「手軽にストレスを解消できる一方で日常生活の妨げになることが多い」と話す。麻浦区(マポグ)に住む別の20代会社員も、仕事後の大半の時間をインスタグラムのショート動画視聴に費やしており、「一度見始めると2~3時間があっという間に過ぎる」と語った。 ドーパミンは脳内で分泌される神経伝達物質で快楽や幸福感をもたらすが、過剰な分泌は依存を引き起こす要因となる。このため若者の間でスマートフォンの使用時間を制限し、SNSの利用を控える試みが広がっている。 「ドーパミン・デトックス」の一環として読書カフェや読書会の人気が高まっている。入店時にスマートフォンを預けるルールを設けた読書カフェも話題だ。前出の道峰区の会社員も最近は地元の図書館で本を借りて読書に励んでいる。麻浦区の会社員は、スマートフォンの使用時間を減らし、退勤後に30分間の散歩を習慣づけることにした。 全北(チョンブク)大学社会学科のソル・ドンフン教授は「現代人はテレビや音楽を楽しみながらもスマートフォンを手放せない。デジタル機器から離れ、自分の活動に集中することが依存解消の鍵となる」と指摘している。そのうえで「若年層はエネルギーが多い分、疲れやすく、ストレスを受けやすい。現実世界での疲労を軽減し、乗り越える工夫が必要だ」と強調した。 (c)NEWSIS

韓国LCC統合に向けた動き本格化…エアプサン火災が合併を加速する?

韓国・金海国際空港で先月28日に発生したエアプサン機火災事故を契機に、韓進(ハンジン)グループ傘下の格安航空会社(LCC)であるジンエアー、エアプサン、エアソウルの統合が加速するとの見方が広がっている。LCC業界の危機と再編が同時に進む中、統一された運航体制の確立が有利に働くと判断されているためだ。 一方で、エアプサンの複雑な財務構造や航空機の運用状況を考慮すると、統合LCCの発足には相当な時間がかかる可能性があるとの見方もある。 業界関係者によると、統合LCCの具体的なスケジュールや計画は3社が協議のうえで進めるという。まだ合併の具体的な時期は決まっていないものの、エアプサンの火災事故を受け、業界の関心が高まっている。 事故発生直後、大韓航空はグループ全体での支援体制を構築し、ジンエアーの元代表であるチェ・ジョンホ副社長を中心に、安全管理・整備の専門スタッフを現場に派遣した。LCCの整備能力に対する懸念が高まる中、安全運航体制の確立が急務と判断されたためだ。 大韓航空はアシアナ航空との企業統合プロセスにおいても、運航管理システムの共有を進めており、LCC統合においても同様のアプローチが取られるとみられる。 LCC業界では昨年から続く相次ぐ事故により、安全性への不安が広がっている。昨年、済州航空とエアプサンで相次いで大きな事故が発生したことを受け、国土交通省は4月に「航空安全革新対策」を発表する予定で、。LCCに対する規制強化の方針を示している。 (c)news1

Hearts2Hearts、24日に「The Chase」でデビュー

韓国の大手芸能事務所SMエンターテインメントの新ガールズグループHearts2Hearts(ハーツトゥハーツ)が、24日にデビューシングルを発表し、本格的な活動を開始する。 Hearts2Heartsのデビューシングル「The Chase」は、タイトル曲でありデビュー曲の「The Chase」と収録曲「Butterflies」の計2曲で構成され、24日午後6時に各音楽配信サイトで公開される。 Hearts2Heartsは、すでにInstagramの公式アカウントを開設している。3日午前0時にはYouTube、X(旧Twitter)、TikTok、Facebookなどの公式SNSアカウントも公開した。 「The Chase」は音源配信だけでなく、同日にCDとしてもリリースされ、各オンライン・オフラインの音楽ショップで予約販売がスタートしている。 (c)STARNEWS

イム・ヨンウン「歳月を枕にして長く横たわるひとかけらの雲」ステージ映像、通算90本目の1000万回再生

韓国の人気歌手イム・ヨンウンの「歳月を枕にして長く横たわるひとかけらの雲」のステージ映像が、再生回数1000万回を突破した。 イム・ヨンウンが2020年5月8日に公式動画サイトで公開したこの映像は、2月2日に累計1000万回再生を記録。この結果、イム・ヨンウンの1000万回再生を超えた動画は、通算90本目となった。 映像には、イム・ヨンウンが韓国放送局「TV朝鮮」の音楽番組「愛のコールセンター」で、ナ・フナが2006年に発表した「歳月を枕にして長く横たわるひとかけらの雲」を披露する姿が収められている。 イム・ヨンウンは「友よ、しばし休んで行こう」といった人生を振り返るような歌詞を、自身ならではの感性で情感豊かに表現し、視聴者に深い感動を与えた。 (c)STARNEWS

NouerA、26日にデビューミニアルバム「New is Now」発売

韓国の新人ボーイズグループNouerA(ヌエラ)がデビューを迎える。所属事務所のNoua Entertainmentは3日、公式SNSチャンネルを通じてNouerAのデビューミニアルバム「New is Now」のタイムテーブルを公開し、デビューの詳細を伝えた。 スケジュールによると、5日に最初のコンセプトポスターが公開され、7日と9日にも新たなコンセプトポスターが登場する。11日には「New is Now」の公式トレーラーが公開予定だ。 14日にアルバムのトラックリストが発表され、16日にはタイトル曲のミュージックビデオ(MV)ティザー第1弾が公開される。19日には収録曲の一部が聴けるハイライトメドレーが披露され、22日と23日には「#New」バージョンと「#Now」バージョンのショートコンテンツが順次公開される。そして25日、タイトル曲の最後のMVティザーが登場する。 公式プロモーションを終えたNouerAは、26日にミニアルバム「New is Now」をリリースし、本格的なデビュー活動を開始する。 NouerAというグループ名は、フランス語で「結ぶ」を意味する「nouer」と、「時代」を意味する「era」を組み合わせたもので、「時代をつなぐ音楽」を届けるという意志が込められている。 (c)STARNEWS

BLACKPINKのジス、新ミニアルバム「AMORTAGE」で大胆な魅力

韓国のガールズグループBLACKPINK(ブラックピンク)のジス(JISOO)が、新ミニアルバム「AMORTAGE」で多彩な魅力を披露する。 所属事務所BLISSOOは1日と2日、公式SNSを通じてジスの新ミニアルバム「AMORTAGE(アモルタージュ)」の2種類のカバーイメージを公開した。 紫と黒を基調としたミステリアスな雰囲気のアルバムカバーには、ジスの強いまなざしが際立っており、挑発的な魅力を放っている。 「AMORTAGE」は、ジスが2年ぶりに発表するソロアルバム。ソロデビュー曲「FLOWER」で見せたオールラウンダーとしての魅力を受け継ぎつつ、新たなコンセプトを通じて多様な魅力を表現する作品になると期待されている。 「AMORTAGE」は2月14日午後2時に発売される。 (c)STARNEWS

G-DRAGON、フランスに続きタイのK-POPショーに出演

韓国のアーティストG-DRAGON(ジードラゴン)が、新たに始まるK-POPショー「K-STAR SPARK」に出演する。 所属事務所Galaxy Corporationによると、G-DRAGONは22日(現地時間)、タイ・バンコクで開催される「K-STAR SPARK」に出演する。「K-STAR SPARK」は、拡大し続けるK-POPの世界的影響力に応じて企画された新しい公演だ。 G-DRAGONは昨年10月、7年4カ月ぶりにデジタルシングル「POWER」を発表し、11月にはBIGBANG(ビッグバン)のメンバーSOL(テヤン)、D-LITE(テソン)とともに「HOME SWEET HOME」をリリースし、グローバルな影響力を改めて示した。 G-DRAGONは1月28日(現地時間)、フランスで開催された「ノワール・ド・ピエス慈善イベント」に登場。YouTubeの急上昇動画ランキングで2位(1月31日基準)に浮上し、世界的な人気を証明した。 (c)STARNEWS

韓国・気象キャスターの女性が語った「あの人のせいでつらい」…遺族が保管「テレビ局関係者4人に相談」録音データ

職場でのいじめに苦しみ、昨年亡くなった韓国MBCの気象キャスター、オ・ヨアンナが生前、MBC関係者に自身の悩みを打ち明けた際の録音データを遺族が保有していることが明らかになった。チャンネルAが2日、この内容を報じた。 報道によると、先月27日にオ・ヨアンナの死が公になった後、MBCは「故人が担当部署や管理責任者に悩みを相談した記録はない」との立場を表明していた。しかし、遺族は「MBC関係者4人との録音データがあり、そのうち1人とは1時間半ほどビールを飲みながら相談していた。オ・ヨアンナはこの相談の過程をすべて録音していた」と語った。 録音内容には、オ・ヨアンナが特定の気象キャスターからのいじめについて打ち明け、「(その人のせいで)本当に苦しいです。言葉があまりにも暴力的でつらい。これは職場いじめですか? それとも私が悪いのですか?」などと助言を求める様子が含まれているという。 遺族は、MBCが1月31日に「故人の死因と真実を明らかにするため、真相調査委員会を設置する」と発表したことを受け、まずはMBCの調査を見守り、その後、録音データを公開するかどうかを判断する方針だという。 (c)news1
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