2026 年 4月 3日 (金)

年間アーカイブ 2025

韓国・務安空港に追悼の手紙とポストイットの海…「伝えきれなかった言葉」

韓国・済州航空機事故発生から4日目の1日、全羅南道・務安(ムアン)国際空港のターミナル1階の階段が、犠牲者に向けたメッセージで埋め尽くされた。ポストイットに綴られた思いが、空港を訪れる遺族や市民に深い悲しみをもたらした。 母親を失った遺族の一人は「世界で一番美しいお母さん。伝えたいことが多すぎて、どこから話せばいいのかわからない」と切々と書き綴った。別の遺族も「お母さん、どうして私を置いていったの。会いたくて仕方ない。私はまだお母さんを送り出す準備ができていない」と短い文章で悲しみを表現した。 ある高校生は「お母さん、僕は今、高校3年生になった。少しは大人になったし、しっかりしたけど、それを見せることができなくなったね。新年おめでとう」と書き、「寂しくならないように、これからもずっと話しかけるから、僕を見守って」と結んだ。 階段に残されたポストイットには涙の跡が見られるものもあった。ある遺族は「お母さん、今日は一緒に遊びに行く約束をしていたのに、今何をしているの? 私はお母さんがいなければ、何もできなかったけど、これからうまくやれるよね。空から私を見守っていて。お母さんみたいに人を助けながら生きていくよ。愛してる」と記している。 犠牲となった子どもたちを悼む親たちも。「どうして私たちを残して先に行ってしまったの? 本当に悔しくて仕方ない。愛する娘、天国では幸せでいて」と切ない思いを残した。 市民からの追悼メッセージも階段を埋め尽くし、「済州航空事故の犠牲者たちのご冥福をお祈りします」「どうか安らかにお休みください」といった言葉が並んだ。 現場でポストイットとペンを配布していた「手紙運動本部」のイ・グンホ代表は「温かい思いが遺族や犠牲者たちに届き、少しでも慰めになるようにとの思いでソウルから来た」と語った。 (c)news1

北朝鮮、金正恩総書記の「単独バッジ」が再登場…個人崇拝強化の兆候か

北朝鮮で昨年12月に開催された朝鮮労働党第8期第11次全員会議で、キム・ジョンウン(金正恩)総書記の顔が単独で描かれた「バッジ(肖像徽章)」を着用した高官らの姿が再び確認された。この動きは、キム・ジョンウン氏の個人崇拝を加速させる兆候として注目されている。 党機関紙「労働新聞」は昨年12月23~27日に開催されたこの全員会議で、首相をはじめとする主要ポストの17人がキム・ジョンウン氏の単独バッジを胸に着けている写真を掲載した。同様のバッジは昨年6月の第10次全員会議で初めて確認され、その後一部の公的行事で使用されてきたが、大規模に着用されたのは久しぶりだ。 北朝鮮では、最高指導者の肖像バッジを住民から高官に至るまで着用する慣習がある。現在、キム・イルソン(金日成)主席とキム・ジョンイル(金正日)総書記の肖像を個別に描いたバッジ、両者を並べたバッジ、そしてキム・ジョンウン氏単独のバッジが存在する。これらは指導者への忠誠心の象徴であり、特にキム・ジョンウン氏のバッジは特定の高官にのみ配布されるため、権力や政治的地位を示す要素があるとされる。 昨年、北朝鮮北西部での大規模な水害やロシアへの軍隊派遣による民心の悪化が影響し、キム・ジョンウン氏の個人崇拝に慎重な姿勢を取ったとの見方がある。しかし、今回の全員会議でのバッジ再登場は、キム・ジョンウン氏の崇拝運動が再び本格化する可能性を示唆している。 キム・ジョンウン氏の個人崇拝の象徴としては、2022年10月に公開された農場での単独モザイク壁画や、2023年5月の党中央幹部学校での単独肖像画の掲示などがある。これらの事例は、キム・ジョンウン氏をキム・イルソン主席やキム・ジョンイル総書記と同列の存在として位置づける動きを示している。 専門家の間では、こうした動きが北朝鮮国内での統治強化の一環とされており、今後さらに多くの場面でキム・ジョンウン氏の肖像が利用される可能性があると分析されている。 (c)news1

韓国・済州航空事故調査、最終報告書は最短で1年後の可能性も

韓国で先月29日に発生した済州航空機事故に関する調査について、韓国国土交通省の航空鉄道事故調査委員会が米国の関係機関や専門企業と協力して進めている。関係機関は既に、ボイスレコーダー(CVR)とフライトデータレコーダー(FDR)の分析を開始している。 調査の過程で事故原因を特定する確実な証拠が得られれば、最終報告書の完成が早まる可能性がある。しかし、証拠の不足や関係機関の間で意見の不一致が発生した場合、報告書の発表には1年以上、場合によっては2年以上かかるとの見方がある。 国土交通省によると、現在、事故調査委はCVRから抽出した音声データをファイル形式に変換する作業を進めており、早ければ3日にも音声分析が始まる見込みだ。一方、FDRはコネクターの損傷により米国に送られ、データ抽出が進められる。 国土交通省の発表によれば、FDRの外観には大きな損傷は見られない。ただ、データの完全性は実際に抽出して確認する必要があるという。分析作業は米国家運輸安全委員会(NTSB)が主導するが、韓国の専門家も現地で共同作業を担い、透明性を確保する。 航空事故の調査と報告書作成には通常4~8カ月かかる。しかし、事故の規模が大きく原因が複雑な場合、調査は2年以上に及ぶこともある。今回の済州航空機事故は179人が死亡した大規模事故であり、調査に相応の時間がかかる可能性が高い。 過去の事例として、1997年に米領グアムで発生した大韓航空機事故(228人死亡)では、最終報告書の発表に2年3カ月を要した。この事故では、機長の不適切な操縦や副操縦士・機関士の監視不足が主な原因とされ、追加的な訓練や安全措置が取られた。 最終報告書の完成後、事故原因をもとにした改善措置が開始される。例えば、空港での鳥類追尾要員が不足していた場合、増員が検討される。また、事故責任の所在に応じて民事・刑事上の訴訟が進行する可能性がある。 今回の事故では、事故発生の3分前に管制塔から「鳥類衝突警告」が発令されており、その後、航空機が「メーデー(遭難信号)」を発して着陸を試みたが、空港外壁に衝突した経緯が確認されている。この詳細な状況を踏まえ、今後の航空安全体制の強化が求められるだろう。 (c)news1

着陸許可から衝突まで…韓国旅客機事故「最後の9分間」に起きたこと

韓国・務安国際空港で発生した済州航空機爆発事故の「最後の9分間」の状況が少しずつ明らかになってきた。 国土交通省のブリーフィングなどを総合すると、乗客175人と乗務員6人の計181人が搭乗していた済州航空7C2216便は、29日午前1時30分(現地時間)、タイのバンコクを出発し、この日午前8時30分に務安国際空港に到着する予定だった。 同機は、当初の到着予定時刻より約30分遅れた午前8時54分に、務安空港の管制塔に着陸許可を求めた。それまでの飛行は順調だったとみられる。航空機は務安空港の南側、01方向から滑走路に進入する準備をしていた。 着陸許可の3分後、午前8時57分に管制塔は同機に「鳥の移動に注意」とアドバイスを伝えた。当時、空港の管制塔が発した鳥の衝突注意信号は、緊急信号ではなく一般的な参考程度のレベルだったとされる。 管制塔から「鳥の移動注意」のアドバイスを受けた2分後の午前8時59分、操縦士は緊急事態を知らせる「メーデー」を3回叫んだ。 その後、操縦士は「バードストライク(鳥との衝突)、バードストライク、ゴーアラウンド(Go around、復航)」と管制塔に通知した。 これに関連し、草堂大学航空教育院のチョン・ウォンギョン教授は「ゴーアラウンドの状況では、エンジンの出力を最大に上げると同時に、着陸装置(ランディングギア)を収納し(着陸少し前に翼から出てくる)フラップも引き込みながら高度を上げるのが定められた手順だ」と説明している。 しかし、何らかの理由で航空機は高度を十分に上げることができず、滑走路の左側上空を通過した後、急激に右に旋回した。同機は本来の着陸方向である01番滑走路には戻ることができず、反対方向である19番滑走路に緊急着陸することを管制塔に知らせた。 19番滑走路への2度目の着陸を試みる前に、管制官との合意があったことが確認されたと、国土交通省は明らかにしている。 右エンジンはすでに炎に包まれている状況で、本来の01番滑走路方向に戻るため空港を1周する必要があったが、復航が完全には成功せず、19番滑走路を選択したと見られる。 何らかの理由でランディングギア(着陸装置)は下りず、航空機は緊急の胴体着陸に入ったが、速度を制御するフラップも展開されなかった。 機体を地面に擦りながら高速で滑走路を滑る同機は、速度を制御できないまま、午前9時3分に滑走路の端から約200m離れた方位角施設(ローカライザー)に衝突し、爆発を起こした。 この過程で、機体が制御不能状態になった原因▽操縦士が胴体着陸を試みざるを得なかった背景――については依然として解明されていない。 (c)news1

「それでも今日も乗客を迎えます」…韓国・済州航空乗務員「整備士・機長を信じる」

韓国・済州航空機事故で仲間を失った同社乗務員が匿名掲示板に投稿し、乗務員や整備士、操縦士らの努力と、彼らに対する敬意を表現した。 済州航空のある乗務員は12月31日、職場の匿名コミュニティ「ブラインド」に「いつも顔を合わせていた同僚と、乗客を失った。何が原因だったのかまだ明らかになっていないが、この状況は言葉で表現できないほど苦しく、悲しい」と、胸の内を吐露した。 さらに「それでも今日も乗客を迎えます。ほんの少しのきっかけで崩れ落ちそうですが、歯を食いしばり、私たちを信じて搭乗してくれる乗客のために、これまで以上に最善を尽くしています」と語り、同僚たちの努力を代弁した。 私たちは堂々と泣くことすらできません。フライトが終わり、乗客が降りてからようやく涙を流せるのです――この乗務員はこう明かした。 そのうえで「整備士らが本当に辛そうにしているのを見ると胸が痛む。彼らは常に最善を尽くしている。我々は整備士を信頼し、搭乗している。機長らは重責を背負いながら操縦席に戻る。機長らの選択を信じ、尊重する」と書き、現場で働く同僚らに信頼を寄せた。 (c)news1

尹大統領の逮捕状、「週末執行」が有力?…航空機事故の哀悼期間など考慮

韓国の高位公職者犯罪捜査処(公捜処)は、ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領に対する逮捕状について、執行のタイミングを模索している。逮捕状の有効期限は4日後の6日までで、令状執行を巡る動きに注目が集まっている。 31日に逮捕および捜索令状を取得した公捜処は、これまでの2日間で執行には踏み切っていない。オ・ドンウン公捜処長は「令状執行は原則である」として執行への意欲を示している一方で、可能な限り平穏に進めたいと語った。 一方、ユン大統領側は令状の正当性に疑問を呈し、これに応じない姿勢を示している。大統領代理人の弁護士は「令状請求の過程が不透明であり、違法性がある」と主張し、違法な令状の執行に反対する考えを明確にした。 公捜処が令状を執行する場合、時間帯や方法にも注目が集まっている。当初、深夜や早朝の執行が予想されていたが、公捜処長が「法執行の厳正さを守ると同時に、礼儀も欠かさない」と述べたことから、夜間の執行可能性は低下したと見られている。また、交通規制や警察の協力体制、さらには済州航空事故による国家哀悼期間などを考慮すると、週末の執行が有力視されている。 ユン大統領側は、令状発行の違法性を主張し、憲法裁判所に権限争議審判の請求と効力停止の仮処分を申請している。さらに、大統領に適用された令状が刑事訴訟法に基づく特別な例外措置を含む内容となっている点についても「法的権限を超えた行為」として、裁判官の責任追及を求める構えを見せている。 公捜処は、逮捕後の迅速な捜査を見据え、警察との連携を強化している。逮捕が実現し、拘束令状の発行に至った場合でも、起訴までの期間は20日間に限られる。公捜処は、この時間内に証拠を固め、速やかに手続きを進める方針を示している。 (c)news1

尹大統領、官邸前で集会の支援者に直筆の手紙「最後まで戦う」

韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領は1日、ソウル・漢南洞(ハンナムドン)の大統領官邸前に集まった支持者たちに向けて「この国を守るために最後まで戦う」とするメッセージを発表した。ユン大統領は「国内外の主権侵害勢力と反国家勢力の活動によって、大韓民国が危険な状況にある」とし、支持者たちへの感謝とともに、戦い続ける決意を示した。 このメッセージには直筆の署名が添えられ、ユン大統領を支援しているソク・ドンヒョン弁護士を通じ、同日午後7時30分ごろに集会現場に届けられた。大統領の意思表示は、先月29日に済州航空事故に関する国民向けメッセージをSNSに投稿して以来。 今回の「最後まで戦う」という発言は、職務復帰への強い意志を表明したものと解釈されている。 メッセージは「自由と民主主義を愛する愛国市民の皆さん」と呼びかける形で始まり、「新年初日にも関わらず寒い中でこの国の自由民主主義、憲政秩序を守るために多くの方が尽力してくれて本当に感謝している」と綴られていた。また「実際にYouTubeの生中継を通じて皆さんの努力を見ている」と述べ、支持者たちを励ました。 (c)news1

韓国・旅客機事故で亡くなった飼い主「待ち続けた」忠犬、保護される

韓国・済州航空機事故で一家9人が命を落とし、一人取り残された愛犬「プリン」が動物団体によって保護された。 動物保護団体「ケア」は12月31日、SNSで済州航空事故による一家全員の犠牲で全羅南道霊光郡の田舎町に取り残されていたプリンを保護したことを発表した。 ケアによれば、プリンは村の集会所の外で静かに座り、家族を待っているような様子だったという。「家族を失い、村をさまようプリンの状況を危険だと判断し、保護に至った」と団体は説明している。さらに「葬儀に参列している遺族と連絡を取り、新しい飼い主が見つかるまでケアがプリンを保護する」としている。 プリンの飼い主だったのは、今回の事故で亡くなった最高齢の乗客(80)とその家族。プリンが暮らしていた家は、この乗客夫妻と2人の娘、孫たちが住んでいた場所だった。事故で親族計9人が命を落とした。 プリンは、村で唯一の幼児だった6歳の孫娘にとって「唯一の友達」であり、その背景がさらなる悲しみを呼んでいる。動物保護団体はプリンが新しい家族と出会い、再び幸せな生活を送ることを目指している。 (c)news1

韓国旅客機事故「すべては運」…韓流タレントの追悼文が炎上・謝罪「私の至らなさ」

韓国のタレント、アン・ヒョンモが、済州航空機事故の犠牲者に向けた追悼文が不適切だとの指摘を受け、「私の至らなさ」として謝罪した。 アンは12月30日、自身のインスタグラムに空港の写真を投稿し、「金曜日も土曜日も、そして今日も数日間飛行機に乗った。飛び立つことも降り立つこともすべて運であり、感謝すべきことだったと改めて思う。深く息を吸うことも吐くことも悲痛に感じる」と記した。 この内容が、大規模な事故による犠牲を「運」として表現したことが不適切だと批判を招いた。 これを受け、アンは1月1日未明に再度インスタグラムを更新し、「悲痛な思いを伝えるなかで、私の至らなさがありました」と謝罪。「済州航空機事故により、大きな悲しみに包まれているご遺族の方々に心から哀悼の意を表します。亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします」と投稿した。 (c)news1

金与正氏の子ども?…北朝鮮・新年公演で確認される

北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記の実妹、キム・ヨジョン(金与正)党副部長が、新年を迎える公演で子どもたちと手をつないでいる姿が確認された。キム・ヨジョン氏の子どもである可能性が指摘されているものの、北朝鮮当局はキム・ヨジョン氏の結婚や出産に関し、一切発表していない。 朝鮮中央テレビは1日、平壌のメーデー・スタジアムで12月31日に開催された新年祝賀公演の録画映像を放送した。映像には、高官たちが家族を伴い屋外テーブルに向かう様子が収められており、キム・ヨジョン氏も男女2人の子どもと手をつないで会場に入場する姿が確認された。 キム・ヨジョン氏と子どもたちが同じ車から降りる場面は映されていないが、家族単位で入場する様子から、これらの子どもがキム・ヨジョン氏の子どもである可能性が高いと見られている。 もっとも、子どもたちがキム・ジョンウン総書記の他の子どもである可能性も排除されていない。ただ、北朝鮮社会の特性上、最高指導者の後継者とみなされる子どもがこのように公開される可能性は低いとの見方もある。 キム・ヨジョン氏は2015年ごろに「結婚指輪」をしていた姿が確認され、結婚の可能性が取り沙汰された。また、2014年秋ごろ、北朝鮮で最高指導者の資金を管理する「39号室」の幹部と結婚したとの噂が流れた。さらに、韓国の国家情報院は2015年5月にキム・ヨジョン氏が出産したとの推測を国会情報委員会に報告している。 (c)news1
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