2026 年 4月 4日 (土)

年間アーカイブ 2025

100年の伝統継承…復活した韓国の「発酵工房1991」、地域と共に未来を描く

韓国慶尚北道英陽郡(キョンサンプクト・ヨンヤングン)で、1926年に設立され2017年に閉鎖された「慶北(キョンブク)醸造場」が、2022年に「発酵工房1991」として新たに生まれ変わった。地域と伝統の継承を目指し、フライドチキンレストランチェーン「キョチョンF&B」と英陽郡が協力して設立した。この醸造所は、再び地元の誇りとなっている。 発酵工房1991では、伝統的な醸造法を現代化した技術を用いて、代表的なマッコリブランド「銀河水6度」「銀河水8度」を生産している。 施設は伝統的な製法を維持しながらも、衛生管理と効率性を兼ね備えた最新設備を導入している。特に発酵過程では、一般的なマッコリの発酵期間が7日程度なのに対し、「銀河水マッコリ」は最低15日、最大20日発酵させることで、独自の深い味わいを実現している。 また、2026年には約4983㎡の複合施設を完成させる予定で、発酵体験や伝統酒教育、地域特産品を販売する多目的空間として活用される。 チョチョンF&Bは現在、約80~90%が地元で販売されているマッコリの販売チャネル拡大を進めている。最近では、現代(ヒョンデ)百貨店やオンラインマーケット「マーケットカーリー」への進出を果たし、今後は韓国国内の大手スーパーやコンビニエンスストアへの展開も計画している。 (c)news1

「K-ビューティ」、コスパだけでは限界…急がれる「プレミアム化」

韓国の化粧品ブランド「K-ビューティ」は、手ごろな価格と高いコストパフォーマンスで世界的な人気を集めている。しかし、価格競争に依存したビジネスモデルは長期的な成長には限界があり、品質や技術力で勝負するプレミアムブランドへの転換が必要だと指摘されている。 マスクパック500ウォン、リップスティック3000ウォン、保湿クリーム5000ウォンといった低価格帯の商品が人気を博し、中小企業のインディーブランドが増加している。ODM(相手先ブランドによる設計・製造)企業と提携すれば、製造技術がなくても資本さえあれば短期間で化粧品を生産できる状況だ。 食品医薬品安全処によれば、韓国の化粧品製造業者数は2018年の2328社から2023年末には4567社に倍増し、2024年には5000社に達する見込み。また、2023年の化粧品輸出額は93億ドルと過去最高を記録し、輸出増加傾向が続いている。 かつてはミシャやエチュードハウスなどが「1万ウォン以下」の低価格で消費者を積極的に取り込んでいた。現在でも、海外で評判の高い「スキン1004」などのブランドが1万ウォン台の商品を展開し、国内でもコンビニやダイソーで手頃な価格の商品が人気を集めている。 しかし、「安価な製品」というイメージが固定化されることへの懸念が業界内で広がっている。一部のブランドは、韓国製であることを明かさずに販売するケースも少なくない。 化粧品はトレンドに敏感な業界であり、一度定着したイメージを変えるのは難しい。ある化粧品企業の代表は「優れた原料や技術力を持っているにもかかわらず、『コスパブランド』の枠に閉じ込められるのではないか」と危機感を抱いている。 (c)news1

「日本の野球ゲーム市場に挑戦状」…韓国モバイルゲーム、今年「ホームラン」狙う

韓国プロ野球(KBO)リーグが史上初の1000万人観客を達成し人気が急上昇する中、韓国モバイル野球ゲームの名門Com2uSが今年、日本プロ野球(NPB)ライセンスに基づく新作ゲーム「プロ野球RISING」のリリースを控えている。これにより同社の業績もさらなる成長が期待されている。 ゲーム業界や証券界の予測によれば、Com2uSの昨年の野球ゲーム関連収益は1900億ウォンを超えたとみられる。同社は「Com2uSプロ野球2024」「Com2uSプロ野球V24」をはじめ、「MLB 9イニングス」「MLBライバル」など、韓米両リーグの公式ライセンスをベースとした多彩な野球ゲームを提供している。これにより野球ゲームの収益は2022年に1300億ウォンを突破し、2023年は1500億ウォン以上を記録した。 Com2uSは2008年にシリーズ第一弾「Com2uSプロ野球2008」をリリースして以来、20年以上にわたり数々の野球ゲームを展開してきた。2015年にはMLBPA(メジャーリーグ選手会)およびMLBAM(MLB Advanced Media)のライセンスを取得し、「MLB 9イニングス16」を発表してグローバル市場に進出。「MLBライバル」は日本市場でも初期リリース時に両マーケットで人気ランキング1位、ゲーム収益ランキングで最高18位を記録した。 特にKBOリーグの観客動員数増加がゲーム利用者数や収益の向上に寄与している。「Com2uSプロ野球V24」は2024年第3四半期基準で前年同期比収益が2倍以上に増加し、シーズン終了後もアップデートを通じて高い人気を維持している。 Com2uSは2025年、NPBライセンスによる「プロ野球RISING」を日本市場でリリースする。このゲームはNPBの全12球団の選手、ロゴ、ユニフォーム、球場、実況などを高精度で再現するため、開発チームが日本現地を訪れ、3Dスキャン技術を用いて選手データを収集。選手固有の投打フォームや試合中のリアクションまで盛り込むなど、徹底的なリアリティを追求した。 日本は米国、中国に次ぐ世界第3位のゲーム市場であり、特に野球人気が高い。同国のプロ野球の平均観客数は2019年に3万人を超え、総観客数も2500万人以上に達している。Com2uSはこの需要を見込み、同ゲームの成功を目指している。 Com2uSの野球ゲーム開発責任者であるホン・ジウン常務は「Com2uSは長年にわたり培ったグローバル市場での経験をもとに、野球ゲーム市場を拡大し続けてきた。2025年も最高品質のグラフィックとコンテンツで野球ゲームの名門としての成功を証明する」と述べた。 (c)MONEYTODAY

弾劾審判・内乱罪捜査のスピード戦…孤立する尹大統領「遅延」戦略の限界に直面

韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領は強硬な支持層を狙った場外世論戦を展開し、弾劾審判や内乱罪捜査の手続きを最大限遅延させる戦略を模索している。しかし、憲法裁判所や捜査機関の「スピード戦」により、政治的な立ち回りの幅が狭まり、戦略が限界に達しているとの分析が浮上している。 憲法裁判所は14日の第1回弁論期日を手始めに第5回までの日程を事前に指定し、迅速な弾劾審判手続きに着手した。法曹界では、遅くとも4月中にユン大統領の罷免可否が決定されるとの見方が支配的だ。 また、公捜処や警察、検察も強制捜査に踏み切った。公捜処はユン大統領が3度の出頭要請に応じなかったことを受け、逮捕状執行を試みた。 警察庁国家捜査本部は逮捕状執行を阻止した大統領警護処の処長と次長を特殊公務執行妨害の疑いで立件し、4日までの出頭を要求している。 捜査機関の矛先がユン大統領に向かう中、大統領は次第に孤立する様相を見せている。 特に、逮捕状執行の過程で軍警護部隊がソウル市漢南洞の大統領官邸正門を逮捕チームに開放したことが知られている。 また、パク・ジョンジュン大統領警護処長の要請を受け、チェ・サンモク(崔相穆)大統領権限代行が警察幹部に警護部隊の官邸投入を指示したが、警察がこれを拒否したと伝えられている。 警護処の妨害により逮捕状執行はいったん、不発に終わったが、大統領が公権力に対する指揮・統制権を事実上喪失したのではないかとの評価が出ている。 ユン大統領は捜査機関の出頭要求や押収捜索・逮捕状執行をすべて拒否し、法廷に異議申し立てや権限争議審判、効力停止仮処分申請で対抗している。このように手続き上の問題を持ち出し続けることは、内乱罪捜査と弾劾審判手続きを最大限遅らせるための戦略と解釈されている。 今後も捜査や裁判の過程で「違法な捜査」を主張して時間を稼ぎ、「戒厳令は統治行為」との立場を崩さないと見られている。 ◇「国政混乱を助長する」 「国家を救うために戒厳令を宣言した」と主張するユン大統領に対し、決定に対する責任を堂々と負うべきだとの指摘がある。与党内からも「弾劾であれ捜査であれ正々堂々と向き合うべきだ」「法的・政治的責任を回避しない」との過去の国民向け談話を持ち出し、司法リスクを正面突破すべきとの声が出ている。 国民の力所属のアン・チョルス(安哲秀)議員は2日のKBSラジオで「国家元首として堂々と臨んでほしい。大統領が毅然と裁判所の決定を受け入れ、法理で戦うのが最も望ましい態度」と語った。 ただ、ユン大統領の態度が変わることを期待するのは難しいとの見方が大勢を占めている。 ユン大統領の姿勢は逮捕状執行に関連する大統領室や警護処の反応からも読み取れる。 大統領室は一部の放送局が官邸周辺を撮影・放送したことを問題視し、「国家安保体制を脅かし社会秩序を混乱させる違法行為」と規定して告発措置を取り、「被告発人の行為に強く遺憾を表明する」とした。 大統領警護処も「公捜処と国家捜査本部が法的根拠もなく警察機動隊を動員し、警護区域や軍事機密施設に無断侵入したことに強い遺憾を感じる」とし、「法的措置を通じて必ず責任を追及する」と強硬姿勢を示した。 専門家は、ユン大統領の場外世論戦が支持層を結束させる効果はあるかもしれないが、中道層の説得には失敗し、結果的に国政混乱を助長するとの見解を示している。 仁川大学政治外交学科のイ・ジュンハン教授は「弾劾賛成の世論が70%を超える状況で、極端な支持層を盾に国民を煽動する姿は、指導者としての品格を見つけるのが難しい」と指摘したうえ「戦場に出た将軍のように先頭に立って問題を解決すべき状況で、警察や軍人を盾にして後ろに隠れる姿は、国家の品格を深刻に損なう行為」と批判した。 (c)news1

「女性が運転すると危険」…韓国人権委・女性消防士の出動排除は「性差別」と判断

韓国国家人権委員会はこのほど、女性消防官を運転業務から排除することが性差別に該当すると判断し、関係機関に是正するよう求めた。委員会は女性消防官の訴えを認め、該当する地方消防本部長に対し、ジェンダー平等に関する教育実施を含む再発防止策を講じるよう勧告した。 女性消防官は2022年4月、忠清南道(チュンチョンナムド)の山火事の消火活動に出動した際、化学消防車の運転を希望したが、上司から「女性が長距離運転をするのは危険」として拒否されたと主張している。一方の上司は「現場の厳しい環境を考慮した配慮であり、決定は本人の意向や経験に基づいたもの」と反論した。 しかし、委員会はこれを性差別と判断した。上司が女性消防官の運転に否定的な認識を持っていた▽大型免許を保有し業務経験も豊富な女性が運転業務を希望したのに機会を奪われた――ことを根拠に「平等権を侵害する差別行為」と結論付けた。 また、この女性消防官を一方的に出動メンバーから外し、代わりに男性消防官を選んだ行為について「彼女の能力や意思を十分に考慮したとは言えない」と批判している。 委員会は「保護や配慮を盾に女性を特定業務から排除することは性差別的な認識の表れだ」と結論付けた。 (c)MONEYTODAY

韓国・登山中に発見された白い犬…20日前に失踪した「迷い犬」と判明

韓国で約20日間、行方不明だった愛犬が奇跡的に救助され、感動を呼んでいる。 昨年11月27日の夜、愛犬「チャクチャギ」が自宅の門を開けて外に出た後、行方不明になった。その日、ソウルでは30cmの大雪が降り、飼い主は昼夜を問わず捜索したものの、手掛かりを得られなかった。 困り果てた飼い主は、迷子ペットの捜索を支援するボランティア団体「ジーハッピードッグ」に助けを求めた。この団体は目につきやすい捜索ポスターを制作し、地域ボランティアと情報を共有することで、迷子ペットを効率的に捜索するシステムを持つ。SNSを通じた情報拡散や、ポスター掲示によるオフライン支援も実施している。 チャクチャギが発見されたのは失踪から20日以上経った昨年12月17日だった。ボーダーコリー「サンチュ」とその飼い主が登山中、サンチュが突然ある方向を見つめて鳴き始めた。 サンチュの飼い主が調べると、深い穴の中に痩せ細った白い犬がこちらを見上げていた。その飼い主は以前、近所で写真を撮ったことのある迷子犬ポスターの犬だと気づき、ジーハッピードッグに連絡。こうしてチャクチャギは九死に一生を得た。 チャクチャギの飼い主は「ジーハッピードッグのおかげで冷静さを保ち、愛犬を再び抱くことができた」と感謝の意を示し、今後は自身もボランティア活動に参加すると誓った。また、チャクチャギが落ちた穴を埋めるため区役所に報告し、対策を講じたという。 (c)news1

尹大統領の逮捕不発…「拒否すればよかったのか」朴槿恵氏引き合いに出す「ネット風刺」

韓国憲政史上初めて現職大統領への出国禁止措置と逮捕状執行が試みられたが、ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領はこれに対抗し、執行は失敗に終わった。この事態を受け、オンライン上ではパク・クネ(朴槿恵)元大統領を引き合いに出した風刺や嘲笑が広がっている。 複数のオンラインコミュニティに最近、「ただ拒否すればよかったのか」と題した投稿が拡散した。この投稿には、パク・クネ氏が涙を流す写真が添えられ、「もっと早く教えてくれよ」という皮肉めいた一言が加えられていた。 ネットユーザーは、逮捕状執行を「耐えること」で阻止したユン大統領を批判しつつ、パク・クネ氏が逮捕状執行に応じたことと比較している。「パク・クネ氏や(パク・クネ氏の事件に関わった)チェ・スンシル氏の再評価が必要かもしれない」「パク・クネ氏が優れて見えるとは思わなかった」「抵抗すればよかったのに、なぜ刑務所に行ったのか」といった声が挙がっている。 パク・クネ氏は国政介入事件で大統領を罷免される前、検察の調査や憲法裁判所への出廷を拒否していたが、最終的には憲法裁判所での弾劾決定後、裁判所の逮捕状執行には応じた。パク・クネ氏以外にも、ノ・テウ(盧泰愚)、チョン・ドゥファン(全斗煥)、イ・ミョンバク(李明博)といった歴代大統領も退任後に逮捕され、逮捕状執行には抵抗していない。 これに対し、ユン大統領は今回の逮捕状執行を「違法かつ無効」と主張し、公職者犯罪捜査処(公捜処)に対して「法に基づく業務の遂行」を求める強硬な立場を示している。 今回の事件を風刺するインターネットミーム(流行画像やコンテンツ)も注目を集めている。「パク・クネ氏とユン大統領が向かい合って座り、パク・クネ氏が『私も(戒厳令は)考えただけ』と言っている」画像や、「パク・クネ氏がユン大統領に『あそこがソウル拘置所です』と教える」場面を描いた風刺画像などが広がり、ネット上の笑いを誘った。 (c)news1

韓国最高裁、慰安婦問題めぐる保坂教授への賠償判決確定

慰安婦問題をめぐり名誉を傷つけられたとして、韓国・世宗大学の保坂祐二教授が「慰安婦法廃止国民行動」のキム・ビョンホン代表ら3人を相手取って起こした損害賠償請求訴訟で、大法院(最高裁)はこのほど、保坂教授への400万ウォン支払いを命じた原審判決を確定させた。 キム・ビョンホン代表らは2020年11月から2021年8月にかけ、集会やSNSを通じて、保坂教授が執筆した「新親日派」の一部内容が虚偽であるとして批判していた。その際、キム・ビョンホン代表らは「保坂教授が根拠もなく慰安婦が強制動員されたと主張し、日韓関係を悪化させた」「保坂教授は日本軍慰安婦制度の対象を『被支配民族の女性』などに限定した」と述べていた。 これに対し、保坂教授は、こうした主張を「虚偽の事実に基づくもの」と批判したうえ、自身の名誉を傷つけたとして、2021年、8500万ウォンの損害賠償を求めて提訴した。 1審は、キム・ビョンホン代表らが一部虚偽の事実を記載し侮辱的な発言をしたと認め、500万ウォンの慰謝料支払いを命じた。だが2審では一部の表現について「侮辱的な表現には当たらない」として、慰謝料を100万ウォン減額していた。 大法院は控訴審の判断が妥当であるとして、本件を審理不続行(本案の審理なしで上告を棄却)とした。 保坂教授は日韓関係を研究する政治学者。東京大学卒業後、1988年に研究目的で韓国に渡り、2003年に韓国に帰化している。 (c)news1

中国人団体客、室内喫煙を注意され、韓国人カップルに暴行…「韓国人がそんなに偉いのか」

ソウル・大林洞(デリムドン)の焼き肉店で、中国人と思われる6人の団体客が、韓国人カップルに室内喫煙を注意され、暴行を加える事件が発生した。JTBC「事件班長」が取り上げた。 事件は12月25日の早朝に起きた。被害者とその恋人が焼き肉店を訪れると、店内には中国人と見られる団体客のみがいた。彼らは室内で喫煙し、さらにはたばこの吸い殻を床に捨てていた。 耐えかねた被害者は店員に「喉が痛くて息をするのも苦しいので、外で吸うようお願いしてほしい」と伝えた。これを受け、一部の客はいったん、外で喫煙したものの、再び店内で喫煙を始めた。 再度、被害者のカップルが直接「申し訳ありませんが、外で吸っていただけませんか」とお願いすると、団体の一人が中国語で侮辱的な言葉を浴びせ、挑発するような態度を取った。恋人が「中国語がわかるから侮辱するのをやめてほしい」と警告すると、「韓国人がそんなに偉いのか。たばこくらい吸わせろ」と反発したという。 すると、一人の中国人が突然立ち上がり、被害者の恋人に殴りかかり、他の団体客も加勢した。被害者のカップルは店外に追い出され、首を絞められ、地面に倒された状態で踏みつけられるなど無差別に暴行を受けた。 通報を受けて駆け付けた警察が暴力をふるった一人を現行犯で逮捕した。被害者は全治2週間の診断を受け、恋人は骨折や擦り傷、裂傷などで全治16週間の重傷と診断された。 現在、警察は逃走した他の加害者を追っている。被害者は加害者側から示談を求める連絡を受けたが、「示談する意思はない。他の加害者も必ず逮捕され、厳罰を受けるべきだ」と述べた。 (c)news1

ポルシェの車主が代行運転手に暴言・頭突き…韓国「すべっただけ」の言い訳に非難殺到

韓国で、ポルシェの車主が代行運転手に暴行を加える事件が発生した。加害者の言い分と被害者の境遇が交錯し、社会の怒りを引き起こしている。 事件は先月12日午後8時40分ごろ、慶尚南道昌原市で発生。被害者は昼間は工場で働き、夜は娘の大学の学費を工面するため代行運転をしていた。被害者が呼び出された現場にはポルシェ車主(30代)と恋人、友人の計3人が車内にいた。出発のタイミングをめぐり、助手席の同乗者から「おい、この野郎、なぜ動かない?」などと暴言を浴びせられた。被害者が事情を説明しても同乗者は「こんなのなら代行運転をやめろ」と罵倒を続けた。 状況がエスカレートし、同乗者が水のボトルを被害者に投げた後、車主も暴言を吐き始めた。「車が汚れた、どうしてくれるんだ。殺されるぞ」と脅迫し、被害者が警察に通報すると、車主は頭突きをした。その際、車主は「すべっただけ」と暴行を否定し開き直る態度を示した。 警察の介入後も車主と同乗者は「頭で体を押そうとしただけ」と暴行を否認。事件から6日後、車主は「酔って失礼な行動をした」と謝罪のメッセージを送ったが、被害者は「正当な処罰を望む」と断固とした態度を取った。 この事件を知ったネットユーザーからは「娘のために働く被害者の姿に胸が痛む」「高級車を持っていても人間がダメなら意味がない」「人は平等であり誰に対しても礼儀を欠いてはいけない」といった声が寄せられた。 (c)NEWSIS
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