韓国で2019年に各種事故や災害など危険要因による死亡者は2万7282人に達した。1日平均75人の割合だ。交通事故は10年前に比べ減少する一方、墜落・転倒による死亡は増加傾向を見せた。
疾病管理庁は11日、「第11次国家損傷総合統計」を発表した。損傷は、各種事故、災害、中毒などの危険要因によって発生するすべての身体・精神的な健康上の問題を意味する。
今回の統計は2019年に発生した死亡や119救急隊移送、救急室への来院など病院の利用、学校や産業の現場での事故申告、消費者安全などに関する統計を盛り込んでいる。
2019年に治療が必要なほど損傷を受けた患者は371万人だった。診療費は計5兆230億ウォンで、救急車の搬送件数は66万838件だった。
また、1日平均4572人が救急室に来院し、3267人が入院し、75人が死亡した。
2010年に比べ、交通事故による死亡者は6830人から4221人に減少した。一方、墜落・転倒による死者は2129人から2665人に増えた。
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