韓国で20年前の約束を覚えていた担任教師と生徒たちが、元日に学校で再会を果たしたニュースが感動を呼んでいる。ユーチューブに掲載された「20年前の約束。みんな覚えているだろうか?」という映像が9日、オンラインコミュニティでまとまって拡散したのだ。
映像によると、教師のイ・ジャンギュ氏は2004年の卒業式の日、担任するクラスの教え子たちと「2024年1月1日午後1時、小学校の運動場で会おう」と約束した。
約束の前日、教え子たちはワクワクし、1人は「みんな本当に来るかな? たくさん来てほしい。緊張する」と全羅南道(チョルラナムド)の小学校に向かった。
時間が近づくと、運動場に卒業生が少しずつ集まり始め、間もなくざわめきが起きた。「来た、本当に先生か?」。登場したイ・ジャンギュ氏は教え子一人一人の名前を呼びながらあいさつを交わした。
「こんなにたくさん来てくれたのか。昔はみんな田舎者だったが、良い大人になった。老いたのは私だけだ」
イ・ジャンギュ氏はこう話し、教え子たちとしばし語らった。参加できなかった教え子たちとはビデオ通話で思い出を振り返った。教え子たちは用意していたプレゼントやカーネーションを先生に贈った。
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