
韓国・仁川(インチョン)のレンタカー業者が、貸し出した車のドライブレコーダーの映像をネタに女性アイドルから金銭を脅し取ったとして有罪判決を受けた。
仁川地裁は恐喝罪に問われたレンタカー会社の社長である被告に懲役8月・執行猶予2年を言い渡した。判決は確定している。
判決によると、業者は2024年2月、女性アイドルにバンを貸し出した。返却後にドラレコを確認したところ、女性が男性アイドルグループのメンバーと後部座席で親密にしている様子が録画されていた。
被告はこれを悪用し「昨日、車の後ろの席で何をしてたんです?困るじゃないですか?」などとメッセージを送り、男性のグループ名を挙げて「認めないなら仕方ない」「この車を買は4700万ウォン(約500万円)。とりあえず半分払って」と脅して金銭を要求した。
女性は3回にわたって計979万3000ウォン(約103万円)を送金したが、その後も被告は金の要求を続けた。
地裁は、被告が執行猶予中だとしつつ、脅し取った金のほとんどを返金し、反省しているとして執行猶予を付けた。
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