顔を負傷した2歳児を車に乗せて病院へ急いでいた母親が交通渋滞で立ち往生していたところ、警察の助けで迅速に搬送された事例が韓国で報告された。
ソウル市江東区(カンドング)で9月13日、女性が巡回していた警察の車両に救助を求めた。女性は「子どもが鼻からひどく出血している。急いでいるのに渋滞で動かない」と説明した。
警察は幼児の顔が腫れ上がっていたことから深刻な状態と確認した。母親と幼児を後部座席に乗せ、サイレンを鳴らして病院へ急行した。
警察は渋滞していない車線へ移動するなどして通常なら30分以上かかるところ9分で到着。速やかに小児救急室に引き渡した。幼児は無事治療を受け、回復しつつあるという。
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