
育児に何の貢献もしない夫から「働け」と迫られている韓国の女性が1日、オンラインコミュニティに「現実的な対策もなく仕事を強要する夫」というタイトルの投稿をした。
女性は2歳半の男児を育てる母親で、最近まで副収入があって働く必要はなかった。しかし、その収入が止まった途端、夫が仕事をするよう迫り始めたという。
子どもは2歳になるまで家庭保育を続け、4カ月前から保育園に通い始めたばかり、その間、計画的に貯蓄し、夫からの生活費で積立までしていた。一方の夫は、連休や祝日も休まず働き、名節(韓国の祝祭日)でさえ2日しか休めないほど多忙。家庭への協力は事実上皆無だという。
双方の実家の支援もなく、頼れるのは保育園のみ。女性は「会社勤めをしたら、子どもの送迎から寝かしつけまで一人でこなさなければならない。現実的に不可能だ」と打ち明けた。
それにも関わらず、夫は「パートでもいいから働け」とうるさい。平日に数時間働ける職は少ないし、たとえ見つけても子どもが病気になったり、保育園が休みになったりしたらどうするのか。実際、最近子どもが軽い肺炎で1週間、保育園を休んだ。
女性は「夫に時間的な余裕はなく、いざとなったら私が仕事を休んだり辞めたりすればいいと考えている。無責任すぎてあきれる」と憤った。「夫が家庭面で協力できることは何一つない。プレッシャーに押し潰されそうだが、こんな時どうすればいいのか」と助言を求めた。
これに対し、ネットユーザーたちは「家に帰らないほど働いてる人間の主張は無視しろ」「家事も育児もできないなら、その分稼いできてベビーシッターを雇え」「それだけ働いても外で一馬力で家計を支えられないなら子どもを持つべきではなかった」など、女性への共感と夫への怒りが殺到した。
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