ソウル市は、1950年のソウル修復から1960年まで続くソウル市民の暮らしにスポットを当てた展示を開催すると明らかにした。
ソウル市が運営する龍山(ヨンサン)都市記憶展示館は「ソウル龍山:再建から跳躍まで」というテーマで、米国立文書保管庁が収集した写真143点と映像19点で展示を構成した。
昨年の企画展示「7月16日、龍山」に続き2回目。修復直後▽修復後の市民の生活の様子▽1953年以降の都市の様子――の3つのテーマで構成されている。
1950年にソウルに戻ってきた市民が見ることのできたチラシ、1953年の休戦協定から1960年代までの都市環境改善のための努力、救護物資を受け取る姿、1960年代の龍山二村洞(イチョンドン)と龍山米軍基地サウスポスト一帯全体が盛り込まれた写真などが展示された。
ソウル市未来空間企画官のホン・ソンギ氏は「1950年9月28日のソウル修復以後、ソウルと龍山の姿、市民の姿に触れられる大切な場。今後、龍山都市記憶展示館では、龍山の過去から現在まで、多様な物語の盛り込まれた写真や映像などによって、市民とコミュニケーションを取る空間にしていく」と意気込む。
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