
子どもを出産した後、突然猫が嫌いになったという韓国の女性が1日、会員数約299万人を誇る大手オンラインコミュニティに「15年間飼った猫が嫌いになった。自分自身も嫌になる」というタイトルの投稿をした。
女性は次のように心情をつづった。
「人は変わる。5年前までは私の愛する家族だった。しかし今は、老いた愛猫がただの厄介者に見えてしまう。年老いた可哀想な猫を愛せなくなった自分が嫌だ。新婚夫婦に動物を飼うことを勧めるべきでない理由が今ならわかる」
彼女はかつて「どんな大金を積まれても猫を手放せない」と思うほど愛していた。しかし、子どもを出産し、育児に追われるようになってから、猫に対する見方が変わったという。
「15年経った猫が夜になるとこっそり子どものベッドで寝ている。毛や目ヤニ、時には肛門を舐めた後の汚れが布団についている。トイレの失敗も増え、洗濯を考えるだけでストレスがたまる。しかってもやめない。子どもだけで大変なのに。もう愛情がなくなった」
15年間、家族同然に可愛がっていたのに、なぜ突然こんな気持ちになるのか、自分でもわからない。猫が私を恨まないかと考えると、怖くて手放せない。愛情ではなく、恐怖で猫を手放せない自分が嫌だ――こんな葛藤を語った。
この投稿を見たネットユーザーは「育児のストレスで家族にイライラすることもある。それと同じ状態では?」「長年介護をしていると、愛している家族でもいら立つ。それと似た感情かもしれない」といった意見を寄せた。
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