
中古取引の現場で15分遅刻した購入者から侮辱的な発言を受けたとして、ある売り手がその経験をインターネット上に投稿し、波紋を呼んでいる。
韓国のオンラインコミュニティに投稿されたこの告発は、講師として働く売り手の女性が経験したものだという。
売り手は午後1時30分から塾の授業があるため、その30分前の1時に塾前で購入者と直接会って取引する約束をしていた。しかし、約束の15分前に購入者から「5分遅れる」との連絡が入り、売り手は「10分以上遅れる場合は取引できない」と伝えたという。売り手がこのように伝えたのは、取引場所がエレベーターのない4階で、余裕を持って行動したかったためだ。
その後、購入者から再び「10分遅れる」との連絡が入り、結局、約束の15分後に現れた。その際、購入者は売り手に対して開口一番「なんでそんなに急かすんだ。1分に1億ウォン(約1100万円)でも稼いでいるのか」と嘲笑するように言ったという。
さらに、取引した商品が薄手のスカートで、売り手がビニール袋に入れて持って行ったところ、購入者は「ショッピングバッグに入れるのが当然だろう」と主張。これに対し売り手は「当然ではないし、遅刻した人が言うことではない」と返すと、購入者は「遅れることは事前に伝えていたから問題ない」と言い返してきたという。
また、スカートの販売価格は1万5000ウォン(約1700円)だったが、購入者は「5000ウォンの小銭はないか」と尋ね、売り手が「ない」と答えると、財布には1万ウォン札が複数あるにもかかわらず、突然「1万4000ウォンでどうか」と値切ってきた。売り手はやり取りを続けるのも嫌になり、そのまま受け取って取引を終えたと語った。
売り手は「遅刻は仕方ないとしても、遅れてきたうえにショッピングバッグを要求し、勝手に値引きし、挙げ句の果てには侮辱的な発言まで。これは完全に非常識な購入者だ」と怒りを露わにした。
この投稿に対してネットユーザーたちは「結局、相手の思い通りにさせたね」「何度も連絡したと言って遅刻し、値切るのは間違いなく非常識だ」「自分は時間を守らない相手とは取引しない。そこまでしてストレスを抱えて中古取引をする必要があるのか」といった反応を見せている。
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