
ソウルの高級ホテル「フォーシーズンズホテルソウル」は7日、新任ペイストリー総括シェフによる初のシグネチャーデザートとして、プレミアムかき氷2種を発表した。販売は1階ラウンジ「MARU」で9月30日までの期間限定。いずれもグルテンフリーで、100%牛乳氷を使用。高級素材と分子料理技法を取り入れ、味とビジュアルの両方を追求した。
◇済州アップルマンゴーかき氷(14万9000ウォン)
“愛のマンゴー氷”とも呼ばれるこの一品は、済州産のプレミアムアップルマンゴーを2個以上使用。濃厚な果実の風味が口いっぱいに広がる。
最大の特徴は、分子調理技術で仕上げたマンゴー・エルダーフラワーソース入りのドーム「マンゴー・スフィア」。スプーンを入れると中からソースがとろけ出し、視覚と味覚の両方を楽しめる演出だ。
そのほか、生マンゴー、マンゴーソースを絡めた韓国餅、ホワイトチョコレートの花飾りなど、多層構造が豊かな食感を生み出している。
◇マルかき氷(8万9000ウォン)
韓国伝統の小豆かき氷(パッピンス)を現代風にアレンジ。やわらかく削ったミルク氷に、自家製の粒あんペースト、バニラ香るシャンティクリーム、抹茶クリームが層をなし、まろやかな甘さとほのかな苦味のバランスが絶妙だ。
また、韓屋の格子窓をモチーフにしたホワイトチョコレート装飾が視覚的な完成度を高めている。別添えの練乳や粒あんペーストで好みに応じて味の変化も楽しめる。
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