10年前に家を出た養女の名前で借金の督促状が届いた夫婦の話が2日放送の韓国YTNラジオ番組「チョ・インソプ弁護士の相談所」で紹介された。
夫婦は子どもを持ちたかったが、自然妊娠が難しくなり、養子縁組を選択した。未婚の母が産んだ女児を迎え、自分たちの戸籍に入れて愛情を注いだ。
しかし、娘は成長するにつれて反抗的になり、中学時代には家出を繰り返した。高校1年の夏には完全に家を離れ、その後10年にわたり音信不通の状態が続いている。
そんな中、夫婦のもとに娘名義の借金督促状が届くようになった。数回は肩代わりしたものの、仕事をリタイアしていることもあってこれ以上対応できなくなった。
娘との関係を解消できないか相談されたチョ弁護士は「裁判所に親子関係不存在確認訴訟を提起する必要がある」と述べた。
娘の連絡先がわからない場合は家庭裁判所に事情を説明すればよいと助言した。さらにDNA検査が不可能でも、養子縁組機関の資料をもとに親子関係の不存在は確認できると説明した。
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