2024 年 12月 9日 (月)
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10年ぶりの赤字、ネットマーブル下半期は新作で攻勢

1月開かれたネットマーブルの記者懇談会の様子©news1

韓国ゲーム大手「ネットマーブル(netmarble)」が、新作の不在や、これまでのゲームの売り上げ減少により2022年第1四半期は赤字だった。同社が実績発表で赤字になったのは2012年以来。

同社は12日、2022年第1四半期の連結決算での営業損失が119億ウォンとなり赤字に転落したことが公示された。この間の売上高は6315億ウォンで前年同期比10.7%増加したが、当期純損失は518億ウォンで赤字となった。

今回の実績は、市場の展望を大幅に下回る「アーニングショック(earnings shock)」だ。金融情報会社「エフエヌガイド(FnGuide)」によると、ネットマーブルの今年第1四半期のコンセンサス(市場展望値)は売上高7283億ウォン、営業利益は506億ウォンと見込まれていた。

業績不振の原因として▽第1四半期の大型新作不在▽これまで送り出したゲームの下方安定化▽海外事業の季節的要因――を挙げた。クォン・ヨンシク代表は「新型コロナウイルス感染拡大が続いて新作の開発日程に支障が生じ、期待に沿えない実績だった。第2四半期からは多様な新作発売とブロックチェーン、メタバースなど新規事業を強化する」と語った。

同社は今年、計13種の新作ラインナップと6つのブロックチェーンゲームを発売して、本格的な業績改善に着手する。

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