
ソウルに誕生した韓流文化体験スペースが、外国人観光客の間で大きな人気を集めている。ソウル観光財団によると、昨年6月にオープンした「ソウルカルチャーラウンジ」には、開館から8カ月で101カ国、1万681人の外国人観光客が訪れたという。
ソウルカルチャーラウンジは、韓国語、民画(ミンファ)、K-POPダンス、パーソナルカラー診断など、多彩な体験プログラムを提供する韓流文化体験スペースだ。昨年だけで76件の新たなコンテンツを発掘し、外国人観光客に向けた体験型プログラムを充実させた。
特に人気を集めているのが、「ハングル螺鈿(らでん)工芸」と「ハングルカリグラフィー」プログラムだ。ハングルの美しさをキーホルダー、宝石箱、タンブラーなどのアイテムに刻み込み、個性的な記念品を作ることができる。昨年下半期にはそれぞれ31回、26回のクラスが開かれ、累計でそれぞれ735人、542人の観光客が参加した。
また、特別プログラムとして、チャンゴ(韓国の伝統太鼓)、テコンドー、仮面舞など、韓国の伝統文化を体験できるさまざまなコンテンツを試験的に運営し、好評を博した。
今年はさらに、リフォームアート、伝統茶菓子体験、茶道体験など、韓国の食文化を代表する体験プログラムを拡充していく。
ソウルカルチャーラウンジの通常プログラムや特別プログラムは、開催1週間前から公式ウェブサイトで予約ができる。
ソウル観光財団のキル・ギヨン代表理事は「今後もさまざまな観光コンテンツを開発し、ソウルの魅力を世界中に発信していきたい」と述べた。
(c)news1