2024 年 4月 14日 (日)
ホーム経済流通1食4000ウォンGS25弁当、値上げしないワケ

1食4000ウォンGS25弁当、値上げしないワケ

フレッシュファースト工場で職員が生産された弁当を移している©MONEYTODAY

防塵帽子とガウン、実験用靴を履き替えてエアーシャワー(airshower)などを経て、仁川市(インチョンシ)西区(ソグ)梧柳洞(オリュドン)に位置するフレッシュファースト工場に入る。すると、「FF」が作られる工程ラインがあらわれた。

FFとはコンビニ業界で弁当、のり巻き、おにぎり、サンドイッチ、ハンバーガーなど「フレッシュフード」を指す用語。フレッシュファースト工場は首都圏に位置するGS25に配送されるFFを担当し、毎日58種類の12万5000食を生産する。

200人余りに達する職員がコンベヤーベルトの横に並んで防塵服を着て作業していた。職員たちは仕切りごとに分かれた弁当箱に一つずつおかずを入れ、サンドイッチとのり巻きの具材を一つ一つ載せていた。

フレッシュファースト工場内©MONEYTODAY

1釜当たり100人分のご飯が炊ける炊飯器は休む暇なく稼働していた。フレッシュファーストのチーム長、ユ・ミョンファン氏は「毎日900釜に上るご飯を炊く」と話した。

フレッシュファーストのキム・ジョンウク代表は「農協から持ち込んだ1等級のコメだけを扱っているが、普通家庭で食べるコメより高い等級のコメだ。コールドチェーンで移動するFFの特性上、冷却後も味が落ちないように、すべて最高等級の材料だけを使っている」という。

海苔も海南(ヘナム)、莞島(ワンド)産の最上級品だけを取り扱い、肉も部位別に最上級だけを使うという。

GSリテールプラットフォームBUのムン・ジウォンMDは「数回のスクリーニングを経て通過した最上級の材料だけを使うので、もし客が同じ等級の食材を使って家で作ろうとすれば費用の負担が非常に大きいだろう」と説明した。

©MONEYTODAY

世界的なインフレにより、FF生産も原材料価格の上昇による負担が大きくなった。こうした状況にあっても、最上級原材料だけを使う秘けつについてキム代表は「大量生産体制なので原材料を安く仕入ができる。最近、物価上昇の余波で会社員がコンビニ弁当などを以前より頻繁に食べる。それで売上が30%以上大きく増えた」と話した。そのうえで「コンビニ業界の閑散期と言われるに12月~2月の冬季にも物価暴騰により、コンビニFFの人気が持続するだろう」と見通した。

外食物価は前年比8%近く上昇しているが、コンビニ弁当は相対的に価格が安いため訪れる人が増えている。

現在、GS25の弁当は▽真心いっぱいビビンバ4300ウォン▽牧牛村主婦9段弁当4200ウォン――など物価上昇のなかでも主に4000~5000ウォン台で売られている。売り上げは増えたが、追加の人材補充なしに生産量を確保することができ、今の価格帯を維持できると話した。

フレッシュファースト工場で職員が生産されたサンドイッチを移している©MONEYTODAY

流通過程の安全性も強調した。ムンMDは「各工場で夜明けと午後に生産し、各センター・店舗に1日2回ずつ新鮮なFFを配送する。さらにタイムバーコード(商品バーコードの先に賞味期限バーコードを追加して賞味期限が過ぎた商品はレジで販売されないようにしたもの)システムを通じて管理をしている」と話した。

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