2025 年 10月 8日 (水)
ホーム社会飲酒運転で2件事故の常習犯、測定にも「絶対に息を吹かない」拒否…韓国・懲役1年8月の実刑

飲酒運転で2件事故の常習犯、測定にも「絶対に息を吹かない」拒否…韓国・懲役1年8月の実刑

(c)news1

酔っ払い運転で2件の事故を起こして逃げた末、警察の飲酒測定を拒否した韓国の30代の女に実刑判決が言い渡された。

判決などによると、被告の女は2025年4月12日午前2時ごろ、酒に酔った状態でソウル市江西区(カンソグ)内の道路を自家用車で走行。ホテルの駐車場の柱に衝突したが、通報せず現場を離れた。

その後、時速30キロ制限の児童保護区域をスピード超過で走り、中央線をはみ出して対向車と衝突。運転していた男性と同乗していた40代の女性にけがをさせた。

通報で駆けつけた警察官が飲酒測定を求めると、女は「なぜ吹く必要があるのか。絶対に吹かない」と大声を上げ、その場を立ち去ろうとした。

検察は被告を特定犯罪加重処罰法違反(逃走致傷、危険運転致傷)や道路交通法違反(事故後未措置、飲酒測定拒否)など5つの罪で起訴した。被告は2022年にも飲酒測定拒否で罰金350万ウォン(約37万円)の有罪が確定していた。

ソウル南部地裁は懲役1年8月の実刑を言い渡し、「非常に悪質で、被害者のけがや車両の損壊の程度も軽微ではない。公権力を軽視する犯罪には厳罰が必要だ」と述べた。

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