2024 年 5月 14日 (火)
ホームライフスタイル食品業界のビーガン市場競争過熱…オットゥギも参入

食品業界のビーガン市場競争過熱…オットゥギも参入

新製品発売イベントで調理するオ・ギョンス氏©news1

韓国で最近、若年世代を中心にベジタリアン需要が増え、食品業界のビーガン市場への参入が続いている。各メーカーは外食事業から家庭簡便食(HMR)、レストラン簡便食(RMR)など、多様な分野で市場に進出している。

オットゥギ(Ottogi)はベジタリアンレストラン「ドゥースーゴーバン(Doosoogobang)」とコラボし、韓国型ベジタリアンスタイルの「ドゥースーゴーバンカップ飯・粥」8種を発売した。ドゥースーゴーバン は、精進料理の大家チョングァン僧侶の弟子である料理人のオ・ギョンス氏が運営するベジタリアンレストランだ。

ドゥースーゴーバンカップ飯は▽山菜ビビンバ▽きのこ入りエゴマわかめクッパ▽シレギ(大根の葉と茎)味噌クッパ▽盛り合わせキノコ飯――の4種、ドゥースーゴーバン粥は▽きび餅粥▽エゴマキノコ粥▽味噌麦粥▽黒ごま粥――の4種だ。

オットゥギのほかにも、多くの食品メーカーがビーガン市場に参入した。農心(ノンシム)とプルムワン(Pulmuone)は今年、次々とビーガンレストランをオープンした。

プルムワンは5月、食品業界の中で初めて「ビーガン認証」レストラン「プランテュード(Plantude)」を立ち上げ、ビーガン献立の参入障壁を低くする計画を立てた。

同月、農心はファインダイニングコンセプトを適用した「フォレストキッチン(Forest Kitchen)」をオープンした。プルムウォンとは違って高級化を差別化戦略として掲げた。

農心とプルムウォンはそれぞれ昨年1月、5月にビーガン食品専門ブランドを打ち出した。

新世界フードは昨年7月、代替肉ブランド「ベターミート(Better meat)」の初めての製品である代替肉スライスハム「コールドカット(Coldcut)」を発売したことを始め、7月には米国に600万ドルの資本金を出資した子会社「ベターフーズ」を設立するなど積極的に事業を進めている。

©news1

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