韓国の仁川(インチョン)地裁は20日、運航中の飛行機内で他の乗客の金品を盗んだとして窃盗などの罪に問われた外国人(40)に懲役1年を言い渡したと明らかにした。
判決によると、被告は8月16日午後11時35分ごろから翌未明にかけて、座席上の荷物置き場を開き、眠っていた韓国人乗客3人のカバンから300万ウォン(約34万円)相当のシンガポールドルやクレジットカードを盗んだ。
航空機は東南アジアの空港を立ち、仁川に向かっていた。乗客が眠りについたすきを見計らって犯行に及んだという。
被告が盗もうとしているのを米国人の乗客が目撃し、乗務員に知らせたことで発覚した。
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