
韓流が音楽中心から食や文学へと広がりを見せていることが明らかになった。韓国文化体育観光省は25日、海外メディアおよびSNS約150万件を分析した「2025グローバル韓流トレンド報告書」を発表し、Kポップに加えてKフードやK文学への関心拡大が顕著だと説明した。
報告書によると、アニメ映画「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」が動画配信大手で累計3億回を超える視聴数を記録し、主題歌「Golden」が米ビルボード「Hot100」で1位を獲得。韓流拡散の象徴的な事例として挙げられた。
作品内では死神やトッケビなどの伝統的モチーフと、キンパやラーメンといった韓国料理が自然に描かれた点も人気の要因と分析されている。国立中央博物館の外国人来館者増加や、Kカルチャー体験商品の予約急増など、観光や消費への波及効果も確認された。
分野別では「Kフード」が最も顕著な伸びを示した。キムチ、ソジュ、ラーメン、ビビンバといった料理名に加え、「シェフ」や「イカゲーム」が関連キーワードとして浮上。料理番組やドラマの中で韓国料理が自然に登場した影響とみられる。
済州島を舞台にしたドラマ「おつかれさま」は、各国の情緒に合わせたタイトル現地化と家族愛を描く物語で共感を得た。『イカゲーム』はシーズン3公開後も93カ国で1位を記録し、依然として高い影響力を維持しているという。
また、作家ハン・ガン(韓江)のノーベル文学賞受賞後、「K文学」に関する海外報道は前期比で30ポイント以上増加。『菜食主義者』や『少年が来る』が再び注目を集めた。外信は「アジア女性初受賞」という象徴性を強調し、韓国文学が世界文学に新たな地平を開いたと評価した。
2025年の韓流関連報道を地域別に見ると、アジアが44%、欧州が20.8%、北米が16.9%の順となった。多くの地域でKポップの比重が高い一方、アフリカではK文学、オセアニアではK映画が最多となるなど、関心分野の多様化が進んでいる。
文化体育観光省は「国別・分野別データを基に、より精緻な海外広報戦略を構築する」とし、ビッグデータ活用を通じて韓流の持続的な拡大を図る方針を示した。
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