音声通話の内容を文字に変換するアプリ「VITO」を運営している韓国の「リターンゼロ(returnzero)」はこのほど、サービス体系の改編とともにVITOの通話録音文字変換サービスを無料で提供すると明らかにした。
リターンゼロはイ・チャムソル代表、チョン・ジュヨン最高技術責任者、イ・ヒョンジョン開発チーム長ら韓国科学技術院(KAIST)の同期でカカオ初期メンバー3人が集まり、2018年に共同創業した。
昨年4月、通話録音を文字に変換する機能を公開した。累積ダウンロード48万件、累積通話処理件数が1億を突破した。年内にiOSとウェブ環境でも音声ファイルをテキストに変換し、メッセンジャーのように表示できるサービスを発売する予定だ。
リターンゼロでは誰もが音声認識人工知能(AI)技術を利用できるよう、基本サービスの全面無料化を決めた。これからは「VITO」を利用する場合、無制限の文字変換、永久保存が可能だ。
大量の通話量によって保存スペースが不足している利用者のための付加サービスを新しく導入した。300GBの大容量クラウド商品を月4900ウォンで利用できる。
既存のベーシックメンバーシップ会員の場合、過去の通話内容をメールに変換できるコインが追加で支給され、プレミアムメンバーシップに加入された会員には300GBのクラウド商品を12カ月間無料で利用できるようクーポンを贈呈する。
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