2025 年 4月 2日 (水)
ホームエンターテインメント韓流NewJeansの“独立活動”に裁判所が「待った」…23日の新曲発表に黄信号、「NJZ」始動も暗雲

韓流NewJeansの“独立活動”に裁判所が「待った」…23日の新曲発表に黄信号、「NJZ」始動も暗雲

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韓国の人気ガールズグループ「NewJeans(ニュージーンズ)」が、所属事務所ADOR(アドア)に対して専属契約の解約を宣言し、独自活動を模索していた。だが、裁判所の決定により活動に制約がかかる状況となった。ファンの間では今後のスケジュールや活動方針に関心が高まっている。

NewJeansのメンバーは裁判所の判断とは別に、予定されていた23日の香港コンプレックスコンサートに出演する。メンバーたちは独自に設定した新たな活動名「NJZ(エンジェイズ)」名義でスケジュールを進めていたが、法的決定を受け、ADORが現地にスタッフを派遣し、NewJeansの名称を強調するとみられる。

21日の裁判で、ソウル中央地裁は、ADORがNewJeansのメンバーを相手取って申し立てた「企画会社地位保全および広告契約締結禁止仮処分」を認める決定を下した。これにより、NewJeansのメンバーはADORの同意や承認なしに単独での音楽活動、出演、広告契約などの商業活動が禁止されることとなった。

その結果、NewJeansが独自で準備していた23日の新曲発表も中止となる可能性が高い。メンバー側も「裁判所の判断を尊重する」としており、当面は独自活動を控えるものとみられる。

一方、NewJeansのメンバーたちは「NJZ」ブランドの商標を出願しており、審査待ちの状態が続くと予想される。

NewJeansとその親たちは、今回の仮処分があくまで「暫定的な決定」であることを強調し、専属契約の効力を巡る本訴訟に集中するとしている。来月3日に予定されている弁論期日では、自らの主張と根拠をより詳細に提示する予定で、仮処分に対する異議申し立ても計画している。

双方の主張は依然として平行線をたどっており、ADOR側は「できるだけ早くアーティストと率直な対話の機会を持ちたい」とコメントしているが、NewJeans側は「すでに信頼関係は崩壊している」と反論し、「今回の訴訟は金銭的な問題ではなく、価値と人権を守るためだ」と訴えている。

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