2026 年 3月 23日 (月)
ホームエンターテインメント韓流BTS巡礼で韓国観光が拡大…古宮から地方都市まで需要波及

韓流BTS巡礼で韓国観光が拡大…古宮から地方都市まで需要波及

釜山市甘川文化村で、BTSの壁画を背景に記念撮影する外国人観光客(c)news1

韓国のグループ「BTS(防弾少年団)」の復帰公演をきっかけに、メンバーの足跡をたどる「聖地巡礼型観光」が韓国全土で広がり、古宮や地方都市にまで観光需要が波及している。

とりわけ注目されているのは、ソウルの光化門月台から景福宮(キョンボックン)勤政殿へと続く約500メートルの直線ルートだ。王と民が交わる象徴的空間として知られるこの一帯は、公演の舞台となったことで、新たな巡礼コースとして世界のファンの関心を集めている。

このルートは、光化門中央門を通り、王専用の通路「御道」を経て勤政殿へ至る構成で、過去に米テレビ番組の舞台となった場所とも結び付けられ、ファンの間では一体的なツアーとして共有されている。

こうした動きにより、古宮観光は単なる史跡見学から、スターと同じ場所に立つ体験型観光へと変化している。夜間観覧など体験プログラムへの需要も今後さらに高まりそうだ。

観光業界では、今回の公演を契機に訪韓客の動線が大きく変わるとみている。従来のショッピング中心の旅行から、スターの生活や趣味に触れる場所を巡る精密なルート型観光への転換が進んでいる。

実際、海外ファンコミュニティでは「5日間の韓国巡礼ガイド」が広まり、具体的な旅行プランとして活用されている。ソウルでは、音楽事務所の関連施設や美術館、公園、飲食店など、メンバーゆかりの場所を順に巡るコースが人気だ。

さらに、この流れは地方にも拡大している。釜山のカフェや住宅街、光州のテーマスポット、大邱の壁画通りなど、メンバーの出身地やゆかりの地が訪問先として定着している。

江原道・平昌の撮影地や江陵の海辺のバス停も、作品の世界観を体験できる場所として人気を集め、季節を問わず観光客が訪れている。

専門家は、今回の公演が映像配信を通じて世界に発信されることで、韓国の歴史や文化を同時に紹介するグローバル広報の役割も果たすと分析する。その影響で、ファンの訪韓意欲が実際の旅行行動へとつながる強力な動機になるとみられている。

(c)news1

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