2026 年 2月 9日 (月)
ホームエンターテインメント韓流BTS効果で高級ホテル“即完”…3〜4月、ソウルと首都圏が空前の宿泊特需に

韓流BTS効果で高級ホテル“即完”…3〜4月、ソウルと首都圏が空前の宿泊特需に

ソウルの世宗文化会館階段に設置されたBTSのカムバックを知らせる広報物を背景に記念撮影する観光客(c)news1

韓国のグループ「BTS(防弾少年団)」の3月・光化門カムバックショーケースと、4月の高陽本公演が確定し、ソウル都心と首都圏のホテル街が前例のない「3~4月の長期特需」に沸いている。公演まで2カ月以上残す段階で、主要高級ホテルが相次いで満室となる異例の予約スピードだ。

ホテル業界によると、光化門広場に隣接するフォーシーズンズホテル・ソウルは、すでに3~4月の全客室が完売。会場至近という立地から、公式発表前からの予約需要が2カ月分を押さえた。ザ・プラザ・ソウルもショーケース当日の3月21日に予約率100%を記録。政府の公演承認が報じられた先月20日以降の1週間で、予約件数は前年同週比で11倍に急増した。

同ホテル関係者は「公演2カ月前にもかかわらず満室で、翌日は半分程度の予約率。目的滞在型の需要が明確だ」とし、「『走れ、BTS』の撮影地という“聖地巡礼”効果と、光化門広場を一望できる眺望が選ばれた理由」と話す。

特需は、4月9~12日の本公演が開かれる高陽市と、背後拠点の麻谷(マゴク)地区へ広がる。金浦空港に近く海外ファンの動線が良い麻谷の高級ホテルでは、1月末の激しいチケット争奪戦後も、4月第2週の大量キャンセルは起きていない。

会場最寄りのソノカム高陽(826室)も同様で、わずかな空きが出ても待機需要が即座に流入する“リアルタイム完売”が続く。現場では、キャンセル待ちのチケットを狙うファン同士の「終盤のにらみ合い」が満室を下支えしているとみる。

ホテル関係者は「チケットを取れなくても、多くの宿は公演前日までキャンセル規定が柔軟。最後まで取消券を狙い、宿泊予約を手放さない」と分析する。

人出集中と価格高騰への懸念を受け、ソウル市はオ・セフン市長主宰で点検会議を開き、対策を強化。宿泊施設の一方的な予約取消し誘導や料金掲示の順守を重点監視し、観光集中地域には「ミステリーショッパー(覆面調査)」を投入する。

市長は「安全確保から不当料金の排除まで万全を期し、3~4月にソウルを訪れる世界中の人々に不便がないようにする」と述べた。

(c)news1

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