
ソウル市は、韓国のグループ「防弾少年団(BTS)」の光化門広場公演を約1カ月後に控え、群衆事故防止に向けた対策づくりを本格化させている。
市によると、ソウル消防災難本部は13日、鍾路・中部消防署など関係部署の実務者が参加し、公演安全対策を協議した。
会議では、所属事務所HYBEと調整する医療ブースの運営方案、光化門一帯や市内での救急車・消防車など装備の運用計画、部署別の人員動員や役割分担などを検討したという。今月初めには消防関係者がHYBE側から公演概要の説明を受け、安全対策を協議した。
24日には警察や消防など関係機関が出席するソウル市安全管理委員会小委員会を開き、機関別の協力事項を最終調整し、総合的な安全管理計画を確定する。
市関係者は「公演まで1カ月余りとなり、今後も常時会議で対応体制を点検しながら準備を進める」と述べた。
BTSは3月21日午後8時から光化門広場で野外公演を開く。オープニングでは光化門の三つの門が開き、メンバーが登場して広場まで歩く演出を披露する。慶福宮、光化門、月台を経て広場まで行進するパフォーマンスも予定されている。
公演にはBTSのほか、ダンサー50人、アリラン国楽団13人を含む計87人が参加する。ネットフリックスは当日午後8時から「BTSカムバックライブ:ARIRANG」を独占生中継する。
ソウル市とHYBEは、今回の公演と連動し、ソウル広場、汝矣島公園、東大門デザインプラザ(DDP)、漢江など主要観光地でもファンに向けた関連イベントを準備している。
オ・セフン(呉世勲)市長は4日、「BTSカムバックプロジェクト関連現案点検会議」を開き、群衆、交通、宿泊、商圏対策を総合的に検討した。市は公演前後に主要ボトルネック区間で段階的な入退場を誘導し、特定区域への集中を未然に防ぐ現場統制を実施する。
公演時間帯には光化門周辺の地下鉄駅での無停車通過や臨時列車の増発も検討する。歩行者の安全確保のため、シェア自転車や電動キックボードなどの貸し出しを一時中断する。
(c)news1