
韓流コンテンツへの中国の規制、いわゆる「限韓令」の緩和や解除に対する期待が高まるなか、韓国の著名俳優イ・ジョンジェとチョン・ウソンが中国・北京を訪問し、現地のエンターテインメント関係者らと接触したことが明らかになった。
両者は共に俳優でありながら、韓国の芸能プロダクション「アーティストカンパニー(ARTIST COMPANY)」の共同創業者でもある。今回の訪中は、韓中間の映画制作などに向けた協力体制の構築を意図しているとみられる。
韓国のエンターテインメント業界関係者によると、イ・ジョンジェとチョン・ウソンは最近、北京市朝陽区にある中国IT大手アリババグループ傘下のエンターテインメント企業を訪問し、関係者らと面会した。

アリババグループは、中国を代表する巨大テック企業のひとつであり、同社が掲げる「6大戦略事業」のひとつにエンターテインメント分野が含まれている。配下には「中国版YouTube」とされる動画配信プラットフォーム「優酷(Youku)」、映画製作部門の「アリババ・ピクチャーズ(Alibaba Pictures)」、チケット販売サイト「大麦(Damai)」などがある。アリババ・ピクチャーズは2019年、米中合作映画「グリーンブック」の共同製作を通じてアカデミー作品賞を受賞した実績を持つ。
アーティストカンパニーの関係者は「継続的に交流している中国のエンターテインメント企業との会合のため訪中した」と説明している。
さらに今回の北京訪問の様子は中国のSNSでも注目を集めている。中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボー)」には、イ・ジョンジェとチョン・ウソンが中国の人気女優、周冬雨とともに北京市内の繁華街・三里屯のバーを訪れている映像が投稿され、ファンの関心を呼んでいる。
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