韓国の歌手で俳優のRAIN(ピ、チョン・ジフン)と俳優キム・テヒ夫妻の自宅の呼び鈴を何度も鳴らすなどし、ストーキング処罰法違反の罪に問われた40代女性の論告求刑公判がこのほど、ソウル西部地裁であった。検察は懲役1年を求刑し、併せてストーキング治療プログラムの履修を命じるよう要請した。
検察などによると、女性は2021年3~10月、14回にわたって夫婦の自宅を訪れ、呼び鈴を押して軽犯罪処罰法違反通告処分を3回受けた。2022年2月にも自宅のドアをたたき、4月には被害者の行きつけの美容室にまで押し掛けたという。
警察は2021年10月のストーキング処罰法施行以前の行為は処罰できないと見て事件を不送致とした。しかし、検察は法施行前でも持続性、反復性があれば起訴は可能と判断して送致を要請し、公判請求に踏み切った。
(c)news1