韓国の人気歌手ジェシーの取り巻きが起こしたとされる暴行事件で、被害者となったファン(18)がジェシーの謝罪文に対して不満を示している。被害者の母親が14日のテレビ番組JTBC「事件班長」とのインタビューで「謝罪文は言い訳ばかりで誠意が感じられなかった」と述べた。
事件は9月29日の早朝、ソウル市江南区狎鴎亭洞(カンナムグ・アックジョンドン)で発生した。被害者がジェシーに写真撮影を依頼したところ、取り巻きから暴行を受けた。母親は「ジェシーがその場にいたにも関わらず、何もしなかった」と指摘し、謝罪文にある「取り巻きではなかった」という説明にも不信感を表明した。
被害者も「ジェシーの謝罪には反省の姿勢が見られず、言葉に誠意がない」と語った。さらに被害者は自分を暴行した人物がもう1人いると主張しており、ラッパーでプロデューサーのコアラが暴行に加担した疑いが浮上している。
ジェシーは自身のSNSで「事件の経緯を問わず、被害者が不幸な経験をしたことを残念に思う」として謝罪したが、謝罪文の内容に対する批判は収まっていない。
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