
韓国の4人組ガールズグループ「KISS OF LIFE」が4月2日のライブ放送で、メンバーが黒人の話し方を真似する様子が見られ、海外ファンから人種差別だとの指摘が寄せられた。所属事務所S2エンターテインメントは翌日、公式SNSアカウントで謝罪した。
KISS OF LIFEは2日、メンバー・ジュリーの誕生日を記念して独自のライブ放送を展開した。その際、メンバー全員がヒップホップスタイルで登場して、黒人の話し方を真似する様子が見られ、海外ファンが「人種差別だ」と反発した。
S2エンターテインメントは3日、公式SNSアカウントで「2日にアップロードされた誕生日コンテンツで、特定の人種に対する固定観念に基づいた表現やスタイルを使用したことについて謝罪いたします」と明らかにした。
また、このコンテンツを「オールドスクール・ヒップホップスタイルをもとに制作されたもの」であり、「この文化を尊重する意味でその雰囲気を表現しようとした」と釈明した。
そのうえで「結果的に、特定の人種に対するステレオタイプを強化する形に映る可能性を十分に認識できていませんでした」と謝罪した。
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