かつて“正解少女”として知られた韓国の俳優キム・スジョンが15日、同徳女子大学の共学化について「女子大のアイデンティティを守るべきだ」として、反対の立場を表明した。
キム・スジョンは同大学放送演芸科を中退しており、女子大の存在意義に強い思いを持っている。
キム・スジョンはインスタグラムにネット上で展開されている「共学化反対署名運動」に参加したことを示す画像を投稿し、「世の中には理解に苦しむ人が多い」とコメントした。
この投稿がオンラインで拡散されると、誹謗中傷のコメントが多数寄せられた。キム・スジョンはこれらをキャプチャーして公開したうえ、「私が女子大出身者でありたいと言っているのに、こんなふうに騒ぐ人たちがいるから、共学にしたいとは到底思えない」と述べ、「暗く偏った男は本当に嫌いだ」と批判した。
同徳女子大学では、総学生会を中心に共学化反対の声が高まっている。学生らは「女子大学の特色と価値を維持すべきだ」と主張し、積極的な抗議活動を続けている。一方、大学側は「将来ビジョンを策定する中でアイデアの一つとして共学化が提案されただけ」と説明し、現時点で具体的な計画はないとしている。
キム・スジョンは2008年にドラマ「愛しの金枝玉葉」で俳優デビュー。その後、2010年にKBSのバラエティ番組「スターゴールデンベル」で「正解です~」と言う“正解少女”として人気を得た。
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