
韓国の俳優クォン・サンウがソウル市城東区聖水洞(ソンドン・ソンスドン)で所有する不動産を自ら公開し、話題を呼んでいる。10年間セルフ洗車場として運営してきた建物をポップアップイベント用の施設にリモデリングし、現在の資産価値は430億ウォン(約43億円)に上ると推定されている。
妻ソン・テヨンのYouTubeチャンネルに14日公開された動画の中で、クォン・サンウは聖水洞1街にある自身の建物を紹介している。約286坪(946㎡)の工場跡地を10年前に80億ウォンで購入し、取り壊し後に2階建ての建物を新築。2階は自らが代表を務める芸能事務所のオフィス、1階はセルフ洗車場として活用していた。
昨年10月末に洗車場の営業を終了し、リニューアル工事を開始。「聖水洞はこういった雰囲気だからこそ、ポップアップイベント会場のほうが良いのでは」と語り、「特にトイレには力を入れた」と笑顔を見せた。
同建物は、地下鉄2号線トッソム駅と水仁・盆唐線ソウルの森駅のいずれにも徒歩1分圏内という“超駅近”の好立地で、立地面から見ても極めて価値が高い物件とされる。
クォン・サンウは「うまくいけば米国にもっと長く滞在できる。家族との時間も増える」と話し、「俳優にとっても経済的自由は重要。作品に集中するためには、こういったビジネスの基盤が必要だ」と語った。
さらに周囲の環境整備についても自信を見せ、「私がこの路地を活気づけた一人だ。昔は人も少なく夜は真っ暗だったが、私たちの洗車場が23時まで明かりを灯していたことで、女性でも安心して歩ける街になった」と振り返った。
クォン・サンウは2008年に女優のソン・テヨンと結婚し、1男1女をもうけている。ソン・テヨンは現在、子どもとともに米国で生活し、YouTubeを通じてファンと交流を続けている。
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