2024 年 9月 19日 (木)
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韓流ブームに乗る韓国焼酎、海外での販売拡大に拍車

ハノイの大型ショッピングモール「イオンモール」に設置された眞露の広告(ハイト眞露提供)(c)news1

果物の香りを含んだ韓国焼酎が世界の舞台で現地消費者の味覚をとりこにし、韓国の酒類業界も忙しい。新型コロナウイルス感染の期間中、韓流ブームに乗って、焼酎に肯定的な印象を持つ海外での販売拡大に乗り出すという戦略だ。

関税庁輸出入統計によると、昨年の一般焼酎輸出額は約1075億ウォン(1ウォン=約0.1円)で、前年比13.2%増加した。

果物焼酎を含むその他のリキュールの輸出額は約1100億ウォンで、前年比9.8%増加した。新型コロナウイルス感染以前の2019年の輸出額である381億ウォンと比較すると、3倍以上増加した金額だ。

ロッテ七星(チルソン)飲料グローバル営業本部のイ・ヤンス本部長は「イカゲーム、BLACKPINKなど多様なK-コンテンツが人気を集め、世界の若年層の間で緑色の瓶の『焼酎』に対する関心が高まった」と伝えた。

海外焼酎市場が大きな成長傾向を見せている中、焼酎メーカー各社の海外実績に笑いが止まらない。

ロッテ七星飲料の米国法人は昨年、年間売上高156億ウォンを達成した。この内、リキュール焼酎「スンハリ」の割合が64%で半分を超える。昨年、米国焼酎の輸出年間900万本を達成した。

ベトナム、フィリピンなど東南アジア11カ国では「スンハリ」「チョウムチョロム」などを販売している。昨年、ベトナムのロッテマートでモデルのBLACKPINKジェニーを起用したプロモーションを展開し、大きな人気を集めた。

ベトナムでのハイト眞露焼酎の販売は2016年から6年間、年平均15%ずつ成長している。

チャミスルと眞露だけでなく、マスカットエイスル、スモモエイスルなどの果物焼酎もベトナムの若年層で人気を集め、2021年にはベトナムでのスピリット市場で販売1位を占めた。

(c)news1

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